BAYONET ver.6.2 新機能紹介
データマイニングソフト Visual Mining Studio との連係機能を強化
Visual Mining Studio では、分析処理をアイコンで定義しますが、BAYONET のアイコンとしては、
構造学習、CPT更新、推論、検証 の4つが実装されています。今回のバージョンアップでは連係機能を強化するために新しいアイコンの実装や、
既存アイコンについても機能の見直しを行いました。
データマイニングソフト Visual Mining Studio について詳しくは下記のページをご覧ください。
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新しいアイコンとして次を実装しました。
- データインポート
- データエクスポート
Visual Mining Studio の外部のモデルファイルをインポートする機能です。 スタンドアローン版の BAYONET で作ったモデル、または過去に作成したモデルを Visual Mining Studio に 取り込み利用することが可能です。
Visual Mining Studio の構造学習や CPT 更新で作ったモデルを BIF 形式で外部に出力する機能です。 スタンドアローン版の BAYONET に実装されていない EM アルゴリズムによる CPT 更新を Visual Mining Studio で行い、 スタンドアローン版で再利用することができます。
既存アイコンについては、次のような機能の改良を行いました。
- 構造学習アイコンの操作性改善
- 検証アイコンの出力結果を追加
- スクリプト対応
アイコンの実行で直接構造学習ダイアログが表示されるようにし、操作を簡潔にしました。 また、アイコンメニューの[編集]で構造学習後のモデルを GUI で表示するようにしました。モデルの構造を変更し保存することも可能です。
検証結果である、正解率と平均対数尤度をテーブルデータで出力するようにしました。
すべての BAYONET アイコンの実行を Visual Mining Studio のスクリプトで記述できるようにしました。 Visual Mining Studio のスクリプトは、インタプリタ式のプログラミング言語で各アイコンの実行やテーブルに対する操作をループ、 サブルーチン、分岐などを使ってプログラミングできます。 BAYONET には実装されていない機能、例えば交差検証などを スクリプトにより実行することが可能です。

Visual Analytics Web Server ( VAP WEB Server ) との連係
VAP WEB Server は Visual Mining Studio 上で構築した分析プロジェクトを Web アプリケーションとして公開するためのソフトウェアです。 VAP WEB Server と連係することで、VAP の BAYONET アイコンの処理フローを WEB アプリケーションとして公開することが可能です。
