最適化セミナーのご案内

7.1 Microsoft Visual Studioプロジェクトの設定

 ソリューション

nuopvcapp

に追加されているプロジェクトでは設定済みですが,一般にNumerical Optimizerのライブラリとの連結を行ってライブラリ(.LIB),あるいはDLLを作成する場合には,プロジェクトの設定を行う必要があります.以下では,Visual Studio からNumerical Optimizerを利用する際に行う必要のある設定を紹介します.なお,ここではVisual Studio 2010の画面をもとに説明していますが,他のバージョンでも同様の設定を実施してください.

 

 まず,Numerical Optimizerのインストール時に64bitコンパイラを選択した場合は,Win32プロジェクト設定を64ビットプロジェクト構成に変更する必要があります.以下この変更方法について説明します.最初に画面上部にあるコンボボックスをクリックし,「構成マネージャー」を選択します.

 次にアクティブソリューションプラットフォーム欄をクリックし,「新規作成」を選択します.

 [新しいプラットフォームを入力または選択してください]欄をクリックし,「x64」と入力後,[OK]ボタンをクリックします.

 以上の設定で,ソリューション内のすべてのプロジェクトが64ビットプロジェクト構成になります.

 次にプロジェクトの構成を「Release」にする必要があります.下図のように,メニューバー下部にあるコンボボックスに「Release」と設定します.

 次にビルドおよびリンクの設定を行います.これより以下の設定は全て[プロジェクト]→[プロパティ]→[構成プロパティ]から行います.まず「構成プロパティ」→「C/C++」→「コマンドライン」と選択し,ウインドウの下部ある「追加のオプション」に

@"$(NUOPT_INST_DIR)\bin\cflags.cfg"

を追加します.NUOPT_INST_DIRはNumerical Optimizerのインストール場所を表す環境変数です.

 「構成プロパティ」→「C/C++」→「全般」と選択し,ウインドウ内にある「追加のインクルードディレクトリ」に

$(NUOPT_INST_DIR)\userapp\include

を追加します.なお,下線部はNumerical Optimizerのインストール場所に対応します.

 「構成プロパティ」→「リンカ」→「入力」と選択し,ウインドウ内にある「追加の依存ファイル」に

libnuopt_MT_m.lib;psapi.lib;

を追加します.なお本設定はNumerical Optimizerのライブラリに接続しているアプリケーションで使用するライブラリがデフォルトの「マルチスレッド」でコンパイルする場合です.詳細は以降にある「※注意1」をご覧ください.

 「構成プロパティ」→「リンカ」→「全般」と選択し,ウインドウ内にある「追加のライブラリディレクトリ」に

$(NUOPT_INST_DIR)\userapp\lib;

を追加します.上記の下線部はNumerical Optimizerのインストール場所に対応します.

 ※注意1(アプリケーションで利用しているランタイムライブラリについて):

 上記はNumerical Optimizerのライブラリに接続しているアプリケーションで使用するランタイムライブラリが「マルチスレッド」でコンパイルされている場合です(この設定はプロジェクト→プロパティ→C/C++→コード生成で現れる「ランタイムライブラリ」の選択に対応します).もし,Numerical Optimizerのライブラリと接続するコードがデフォルトと違って「マルチスレッドDLL」になっている場合には,3.で指定するライブラリの名前を

libnuopt_MD_m.lib

としてください.

 また,大規模線形計画用内点法ライブラリsolveLP64(3.5)を使用する場合は3.で指定するライブラリの名前を

libnuopt_ipm_MT_m.lib

としてください.


 

 

上に戻る