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3. モデリング言語SIMPLEとは

 SIMPLEはシステムの記述をなるべく人間に馴染みのある数学的な記述方法で簡単に行ない,実際のシミュレータやソルバなどが認識できるような表現に翻訳して所要の解析を行うことを目的とします.

 本マニュアルではSIMPLEで数理計画問題を記述したファイルをモデルファイルと呼びます.

 SIMPLEはプログラミング言語C++を用いて実装されています.SIMPLEを用いるに際してC++の知識を特別必要とすることはありませんが,一部C++を理解していないと利用が難しい機能もあります.

 

 以下の説明は,C++に関する知識をお持ちの方向けです.

 SIMPLEの実体はC++のクラスライブラリです.式を特定のパーザプログラムによって解釈するのではなく,記述をコンパイル,実行して,ユーザのモデル記述内容の情報を取得します.その際に利用する仕組みはC++の演算オーバーロード機能です.具体的にはSIMPLE特有のクラスのオブジェクト間の演算を各クラス間の演算に対応して定義し,対応する特定の実装を適宜コールさせることによって,式の解釈を行います.

 SIMPLEの式の記述の規則は,クラスオブジェクトの間の演算規則として記述され,コンパイラによって厳格にチェックを受けます.そのために,定義された範囲外の演算を記述すると,まずコンパイル時にエラーとなります.


 

 

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