.. -*- coding: utf-8 -*- 変数クラス Variable =================== 変数は Variable というクラスで表現されます.具体的に x という変数を定義するには以下のように記述します.:: x = Variable() 複数の変数を一度に定義するには,``index`` キーワードと添字クラス Element を用います. 以下の例では,3 個の変数 y[1], y[2], y[3] を一度に定義しています.:: i = Element(value=[1, 2, 3]) y = Variable(index=i) 変数の初期値は ``=`` で設定できます. 以下の例では y[1], y[2], y[3] に初期値 5 をまとめて設定しています.:: y[i] = 5 ``init`` キーワードを用いて宣言と同時に初期値を設定することもできます.:: y = Variable(index=i, init=5) 宣言時に個別に値を設定する場合は辞書を使います.以下の二表現は同様の意味を持ちます.:: y = Variable(index=i) y[1] = 10 y[2] = 20 y[3] = 30 :: y = Variable(index=i, init={1: 10, 2: 20, 3: 30}) 明示的な指定が無い場合,変数の初期値はアルゴリズムに応じて自動的に決定されます. アルゴリズムによっては初期値の設定を無視します. 複数の引数を持たせる場合,順序は任意です.以下の二表現は同様の意味を持ちます.:: y = Variable(index=i, init=5) :: y = Variable(init=5, index=i) ``lb`` キーワード引数,``ub`` キーワード引数を用いて宣言時に変数の下限値,上限値を設定することもできます.:: z = Variable(index=i, lb=0, ub={1: 5, 2: 3, 3: 4})