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NUOPT V11 の更新情報

NUOPT V11 の新機能等を紹介いたします。

  1. DFO による求解アルゴリズムの導入(アドオン機能)
  2. 内点法/外点法機能増強
  3. 制約充足アルゴリズム(WCSP)用の関数のさらなる追加
  4. 信頼領域法を利用した、非線形半正定値計画問題に対する内点法
  5. 最新の開発環境への対応
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NUOPT V11 の価格・製品ラインナップにつきましてはこちらのページをご覧ください。

1. DFO による求解アルゴリズムの導入(アドオン機能)

DFO(derivative free optimization)の手法を用いた求解アルゴリズムを導入致します。 このアルゴリズムはシミュレーション等によって求まるような、数式では記述できないシステムに対して最適化計算を行うことが出来るようになります。 また、通常の制約式と合わせて用いることができ、幅広い問題をサポートします。

(注意)現段階では以下の問題には対応しておりませんのでご了承ください。

また、本機能は NUOPT 本体 NLP モジュールもしくはフルセットをお持ちの方向けの有償アドオンとして提供致します。
なお、MP.doc は本機能に対応しておりませんのでご了承ください。

2. 内点法/外点法機能増強

NUOPT の内点法/外点法アルゴリズムはメリット関数を用いた大域的収束の保証、二階微係数の情報を活かした優れた局所的収束性を備えています。 V11 では大規模な非線形計画問題で特に数値的な性質の悪い問題に対する頑健性を増す方策を実装しました。 ベンチマークの結果から見ても安定性、高速性は世界最高レベルです。

3. 制約充足アルゴリズム(WCSP)用の関数のさらなる追加

V10 で導入した max/min 関数に加え、V11 ではさらに argmax/argmin、count 関数を追加します。 最大値をとる式番号を取得したり、線形の制約式を充足している個数を取ったりするような定式化困難な問題に対し、中間変数の導入なしで簡便なモデル記述と性能の大幅な向上を可能にします。 今回導入された関数は設備計画・エネルギー問題・金融・広告配信等様々なジャンルに対して威力を発揮できるものです。

4. 信頼領域法を利用した、非線形半正定値計画問題に対する内点法

非線形半正定値計画問題に対して、信頼領域法のアイデアを利用した内点法が導入されます。 V10 で導入された準ニュートン法を用いる方法に比べて安定性が向上し、より規模の大きな問題が取り扱えます。

「通常の非線形制約 + 線形の行列制約」というタイプの問題に対して一定のパフォーマンスが得られる事が確認されています。 半正定値制約を課す行列の成分に、非線形項が出現する問題も取り扱う事ができます。しかしながら、このタイプの問題群に対してはパラメータチューニングが必要で、性能は問題に依存します。

具体的な問題をお持ちの方は、nuopt-support@msi.co.jp までご相談ください。

5. 最新の開発環境への対応

Windows 版において最新の開発環境である Microsoft Visual Studio 2008 に対応します。 Microsoft より無償で提供されている Express Edition にも対応しているため安価に最新の コンパイラの性能を享受することができます。 なお、過去のコンパイラ(VC++6、.NET2003、VS2005、BorlandC++5.5)も変わらずサポート する予定ですので、過去の資産も無駄になりません。