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NUOPT V11 用累積修正パッチ

注意 : 本パッチは NUOPT V11 用です。NUOPT V11 以外をお使いの方は本パッチを適用しないでください!

本ページでは NUOPT V11 で発見された不具合の修正、あるいは性能を向上させるためのパッチに関する情報を掲載しております。

累積修正パッチの詳細な情報

本パッチでは次の不具合の修正がされています。

Windows 環境で Excel あるいは GUI を通じた実行時、大規模なデータの読み込みあるいは式を展開する場合に速度が大幅に低下する不具合

ユーザーからのインタラプトのチェックの頻度が高すぎる状態となっていたという不具合を修正しました。修正した結果 V10 と同様になっております。

線形制約の係数行列の非零要素の分布が偏っている場合に、まれにスタックオーバーフローを起こして停止する不具合

再帰を用いて記述されているクイックソートの軸選択の実装に問題があり、内点法の反復ベクトルを求めるための一次方程式の係数行列の非零要素が一つの列に多数(3 万個程度)集中していて、さらに行番号がある条件を満たした場合に、再帰のネストが深すぎるためにスタック領域を消費し尽くしていたのが直接の原因です。軸選択の実装を変更したことにより、この不具合が修正されました。(類似の現象が生じる確率を実質的に零とすることができました。)

内点法の局所的振舞いの修正による高速化

メリット関数の減少基準の設定方法に問題があり、局所的な収束が遅くなってしまっていました。修正した結果、ベンチマーク問題の一部で改善が見られています。

mknuopt.bat の実行時に、「VC++ のインストールに問題があります。」というメッセージが出力され、コンパイルに失敗する場合がある

次の環境において、当不具合が発生します。 本パッチにより、上記環境でも適切にコンパイルが実行されるようになります。

MIP 若干の高速化(2009年7月13日追加)

子問題のリスト操作を改良変更することによって、ベンチマーク問題の一部の結果が改善されています。

SIMPLE モデル解釈上の不具合の修正(2009年7月13日追加)

変数に対する一次式として表現された Expression を用いて、線形な制約式/目的関数を定義しており、かつその Expression が変数の係数として Parameter 同士の引き算を含み、さらに別の先行して定義された非線形な式の右辺として用いられている場合に、解釈ミスが生じる、という不具合を修正しました。

内点法・外点法の実装変更(2009年7月13日追加)

非線形計画問題に対するスケーリング方法の一部を変更しました。ベンチマーク問題の結果の一部が改善されています。

累積修正パッチの適用方法

本パッチの適用方法につきましてはこちらのダウンロードページをご覧ください。