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事例紹介 情報サービス業

株式会社 ALBERT データソリューション部マネージャー 菅 由紀子 様

株式会社 ALBERT 様

Visual Mining Studio をご利用いただいている
株式会社 ALBERT 代表取締役会長の 山川 義介 様とカスタマーソリューション部CRMコンサルティングチーム チーフマネージャーの菅 由紀子様 にお話をお伺いしました。

(写真:株式会社 ALBERT カスタマーソリューション部CRMコンサルティングチーム チーフマネージャー 菅 由紀子 様)

ALBERT様でデータマイニングが活用されている業務について、教えてください。

ALBERT はレコメンドエンジンをはじめ、CRMソリューション、プライベートDMP構築等の開発、提供をしています。レコメンデーションとは、ユーザーにとって価値があると思われるコンテンツ(商品や情報)を提示することです。一方、レコメンドエンジンは主に Web 上で用いられるレコメンデーションを指す場合が多く、一般的にはユーザーの何らかのアクションに対して、コンテンツをリアルタイムに提示します。詳しくは Web サイト をご覧ください。

レコメンドエンジンは、サイト利用ユーザーの Web 閲覧履歴や購買履歴などのデータを収集し、共起分析等データマイニングの手法を用いることにより、アルゴリズムを策定します。最適なレコメンドロジックを開発するために、データマイニングツールの Visual Mining Studio を使っています。

Visual Mining Studio が使われているのはどの段階でしょうか?

主に、研究開発部分です。レコメンドエンジンが収集したデータや商品のデータなどを、Visual Mining Studio を使って解析し、最適なレコメンデーションのロジックを決定する際の参考にしています。この段階では、データの加工や整形などの準備に始まり、どのような分析を行ったらよいかの決定、効果の検証など、繰り返し分析を行います。そして、最も良い分析の方法が決まったところで、実際にレコメンドエンジンにロジックを組み込み、お客様にご提供しています。

お客様の業種、扱われている商品などによって、最適なロジックは変わります。また、ロジックは時間とともに陳腐化することもありますので、常にチェックをする必要があります。レコメンドロジックの新規開発とチェックの両方で Visual Mining Studio を活用しています。

また、お客様のご要望により、データ分析結果をレポーティングすることがあり、Visual Mining Studio を用いて、品質の高いレポートを提供しています。


Visual Mining Studio を導入される前はどのようなソフトウェアを使っていましたか?

Excel、Access での集計のほか、多変量解析のソフトウェアも使っていました。場合によっては、大容量のデータ処理などはエンジニアにプログラム作成を依頼することもありましたが、今はデータ件数などを気にすることなく、Visual Mining Studio を使っています。

Visual Mining Studio を導入された効果はどのようでしたか?

Visual Mining Studio を活用して開発したロジックを組み込んだレコメンドエンジンをご利用のお客様において、PV の増加や売り上げのアップなどといった効果を発揮しています。

いくつかのデータマイニングソフトの中から、Visual Mining Studio を選ばれた理由は何でしょうか?

日本で開発されたソフトウェアで、使い勝手がよかったことと、コストパフォーマンスの良さです。

実際ご利用になられていかがでしょうか?

ユーザークラスタリングのような、複雑な処理を大量なデータに対して簡単に実行できる点がとても便利です。研究開発段階では、分析を常に繰り返しますが、この操作をアイコンのダブルクリックで簡単にできるのもメリットです。また、常に新しい分析手法が開発され、ソフトウェアに組み込まれているので、新しいロジックの開発にも取り入れたいと考えています。

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