[(株)数理システム]

2004年度 S-PLUS学生研究奨励賞 結果発表


2004年度のS-PLUS学生研究奨励賞は、以下の通りの結果となりました。

最優秀賞(賞金15万円) 1件

堀池 理 様(東京工業大学 社会理工学研究科) 金澤 淳 様(東京理科大学 工学部)
「マルチファクター・モデルを用いたITバブルの検証」

(授賞者より)
この度は、私たちの研究にS-PLUS学生研究奨励賞最優秀賞という誠に光栄な賞を頂き、大変ありがたく存じます.論文を審査していただきました関係各部の方々に心よりお礼を申し上げます.
ITバブルの実証には多数の試行を伴いましたが、その際にS-PLUSの分析スピード及び使い勝手がここまでの研究成果を導いたと言えます。また、本研究を進める上で有益な御助言、そして御指導を頂きました方々にもこの場をかりて深くお礼を申し上げます。今回の受賞を励みに、今後はS-PLUSユーザとして分析能力をさらに高め、研究に取り組んでいきます。
最後に改めまして、素晴らしい賞を頂き、本当にありがとうございました。

特別賞(賞金10万円) 1件

綾部 英明 様(東京理科大学 工学部)
2002FIFA Worldcup KoreaJapan参加各国のデータにおける主成分分析およびクラスター分析両面での分類」

(授賞者より)
この度はS-PLUS学生研究奨励賞特別賞を頂き、大変ありがたく思います。S-PLUSユーザに対しわかりやすさという点で特別賞を頂くことができました。分析対象としてはとても簡単なものでしたが、論文本文中にS言語のコマンドとその解説を載せたことが評価されたのではないかと思います。
主成分分析とクラスター分析の両面の双方の弱点をカバーするということを、S-PLUSではS言語とGUIを用いることで非常に簡単に行えることが示せた形となりました。今後はこの分析方法を用いて研究を進めていく予定でおります。
この度は大変ありがとうございました。

佳作(賞金5万円) 5件

岩淵 隆亮 様(東京理科大学 工学部)
「市場リスク計量化モデル -主成分分析を用いた国債イールドカーブ変動分析-」

金川 貴一 様(東京理科大学 工学部)
「ブランド価値評価モデルの一考察」

佐野 夏樹 様(筑波大学 システム情報工学研究科)
「ブースティング手法による顧客スコアリング」

杉山 崇則 様(東京理科大学 工学部)
「賃貸マンション経営における賃貸収入保証契約の価値算定」

村上尚隆 様(東京理科大学 工学部)
「企業価値評価モデル -企業評価におけるパラメータ依存度の分析-」

ポスターセッション会場光景

(数々の高いレベルの研究発表は、多くのS-PLUSユーザの方の関心の的になりました)

審査に当たって

2004度の審査は、株式会社 数理システムにて行なわれました。(審査委員長 数理システム 代表取締役社長 山下 浩)

2004年度の「S-PLUS学生研究奨励賞」についても、学生研究らしい多数の優秀な応募を頂くことができました。投稿いただきました論文は、いずれも甲乙付けがたいものでしたが、審査に当たりましては「S-PLUSの有効活用が発表内容から見て取れる」という点にも比較的大きなポイントを与えて選考致しました。
また、「S-PLUSユーザの方が参考にされる」ことを視点とした場合に、特に分かりやすく教育的効果が高い発表に関しては、特別賞を贈らせて頂きました。

(参考) 2004年度学生研究奨励賞 募集要項

2005年度も、是非奮ってご応募ください!

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