S-PLUS for Windows 初歩の初歩 Chapter13

13.データのインポート・エクスポート


S-PLUSは他のアプリケーションソフトからデータを読んだり、他のアプリケーション用のデータを作ったりすることができます。ファイルメニューの[インポート]や[エクスポート]がそれに当たります。

(図13-1 [ファイル]メニュー インポートとエクスポートは真ん中あたり)

インポートやエクスポートは、ODBCを介する場合とアプリケーションファイルを指定する場合の両方ができます。

(図13-2 インポートのメニュー エクスポートでは「読み込み」が「書き込み」になっている)

当然、ODBCを介する方法を利用する場合は、該当するアプリケーションのODBCドライバがインストールされている必要があります。

ファイル形式を指定する方法は、インポートでもエクスポートでも[ファイルの種類]のドロップダウンリストから、目的とするアプリケーションを選ぶだけです。

ファイル形式が指定できる主なアプリケーションは、、ExcelやLotus1-2-3などの表計算ソフト、AccessやParadoxなどのデータベースソフト、SASやSPSS、SYSTATなどの統計ソフトなど、多くのアプリケーションファイルの形式をサポートしています。テキスト形式のファイルも、拡張子がtxt、prn、ascであればインポート・エクスポートメニューが利用できます。

(図13-3 [ファイルの種類]はドロップダウンリストから選ぶ(図はエクスポート))

一部のアプリケーションでは、バージョンやファイル形式などによるインポートやエクスポートに制限があります。例えばLOTUS1-2-3の場合、インポートできるファイル形式とエクスポートできるファイル形式が異なります。

また、ファイル形式だけでなく変数名のルールにも気をつけてください。例えばExcelのデータをインポートする場合、Excelで入れた変数名もS-PLUSの変数名として取り込むことができるのですが、この時Excelデータの変数名に_(アンダーバー)がついていると、S-PLUSに取り込む際のトラブルの元になります。6章でも説明しましたが、アンダーバーはS-PLUSでは変数名には使えません。逆にS-PLUSのデータをエクスポートする場合、S-PLUSではピリオドが変数名で使えますが、ソフトによってはピリオドが使えないものもあります。データをインポート・エクスポートする前には、アプリケーションの変数名のルールをよく確認し、事前に変数名の変更を行うなどの対処をするよう心掛けてください。S-PLUSのマニュアルだけでなく、対象となるアプリケーションのマニュアルもよく読んでから実行するようにしてください。

また、実行に失敗してデータファイルが壊れる可能性もあるので、データのバックアップは必ず取っておきましょう。インポート・エクスポートに限らず、不慮の事故でデータが破損・紛失することがあるので、必ずバックアップを取る習慣を身につけましょう。

戻る 次へ

ご意見、ご感想はNTTデータ数理システムS-PLUSグループ <splus-info@msi.co.jp>