S-PLUS for Windows 初歩の初歩

2.S-PLUSのインストール


インストールの前には、各種の常駐ソフトは終了しておいた方がよいでしょう。チューチューマウスのようなユーティリティはもちろんですが、ウイルスチェッカーやマイクロソフトオフィスのツールバー、スクリーンセーバーなどは忘れがちですので、よく確認しましょう。

パソコンのCD−ROMドライブをオートスタートに設定している場合は、S-PLUSのCD-ROMを入れると自動的にインストールが始まります。

(図2-1 インストール開始画面)

設定をオートスタートにしていない場合や、またはCD-ROMを入れていくら待っても図2-1のインストール開始画面が現れない場合は、エクスプローラーなどからS-PLUSのCD-ROMを入れたドライブを見て、[SPLUS45J]フォルダの中にあるSETUP.EXEをダブルクリックしてください。[SPLUS45J]フォルダやSETUP.EXEファイルの名前は、エクスプローラーで見ると設定によって大文字だったり小文字だったり最初だけ大文字だったりします。しかし、どれも同じファイルです。Windowsのファイル名は基本的に大文字小文字の区別がないので、Setup.exe、setup.exe、SETUP.EXEは表示上違っていてもすべて同じファイルのことです。UNIXに慣れている人は戸惑うかも知れませんが、そういうものだと思ってください。

図2-1のインストール開始画面で[次へ]をクリックすると、図2-2のシリアル番号の入力画面になります。ここで、シリアル番号を入力します。シリアル番号は必ず書いてある通り、半角英数字で入力します。

(図2-2 シリアル番号入力画面 この状態では[次へ]はクリックできません)

正しいシリアル番号を入力すると、[次へ]ボタンがクリックできるようになります。[次へ]をクリックすると確認画面になります。

(図2-3 確認画面 シリアル番号は実際には数字が表示されます)

図2-3はシリアル番号がモザイクになっていますが、実際は入力した数字が表示されます。確認画面の内容が正しければ、[次へ]をクリックします。そうすると、セットアップタイプの指定画面になります。

(図2-4セットアップタイプの指定画面)

ここではセットアップのやり方が選択できますが、よほどのことがない限りデフォルト(初期状態)で指定されているTypicalのままにしておきます。

この画面の[インストールするディレクトリ]セクションで、S-PLUSをインストールするディレクトリ(フォルダ)を指定できます。デフォルトでは[Program Files]フォルダの中に[splus45]というフォルダを作ることになっています。画面表示ではProgram Filesという表示が長いのでc:\...\splus45\と省略されています。右側にある[参照]ボタンをクリックして別ウインドウをオープンすれば、省略されずに表示されます。ここもよほどのことがない限り、設定を変更しない方が無難です。

図2-4でセットアップタイプを決定し[次へ]ボタンをクリックすると、パス確認 S_PROJというダイアログが表示されます。

(図2-5 パス確認ダイアログ)

S-PLUSでは[splus45]フォルダの下に[users]というフォルダを作り、その中にユーザー名のフォルダを作り、さらにその中に設定やデータ用のフォルダを作ります。ここもデフォルトのままが無難です。[次へ]ボタンをクリックして、インストールを継続します。

次は、[プログラムフォルダの選択]というダイアログになります。

(図2-6 プログラムフォルダの選択)

ウインドウズの[スタート]の[プログラム]で表示されるS-PLUSのフォルダの名前を、ここで決定します。ここもデフォルトのままで、[次へ]ボタンをクリックした方がよいでしょう。

次に、スタートアップ・オプション設定というダイアログになります。

(図2-7 スタートアップオプションの設定)

ここでは、コマンド・ウインドウとオブジェクト・ブラウザをスタートアップとして設定するかどうか尋ねられます。

コマンド・ウインドウは、前章の図1-2のウインドウです。S言語を入力するときに使う画面です。絶対にS言語を使わないという場合は登録しなくても構いませんが、コマンドラインもあると後々便利なので登録しておいても損はないと思います。

オブジェクト・ブラウザは、下記の図2-8のウインドウです。S-PLUSを解析アプリケーションとして使う場合の中心となります。

(図2-8 オブジェクト・ブラウザ)

インストール段階では、コマンド・ウインドウもオブジェクト・ブラウザもどちらも登録しておくのが良いでしょう。もちろん、インストール後に設定を変更する事も可能です。

なお、ここでいう「スタートアップ」は、S-PLUSの起動時にどのウインドウを出すか決めるものです。ウインドウズの[スタート]の[プログラム]にある[スタートアップ]フォルダとは別です。ですからここで設定しても、ウインドウズを起動したときに常にS-PLUSが起動してしまうわけではありません。

図2-7の[スタートアップオプションの設定]で[次へ]をクリックすると、インストール内容の確認画面になります。

(図2-9 インストール内容の確認)

ここまではインストールする内容の設定だけなので、インストールそのものは実行されていません。ここで[次へ]ボタンをクリックすると、実際のインストールが開始されます。

もしS-PLUSのインストールをキャンセルするのなら、ここまでの段階で[キャンセル]ボタンをクリックしてください。インストール開始後に気が変わった場合は、一旦最後までインストールを完了してからS-PLUSをアンインストールするようにしてください。実際のインストール開始後もキャンセルはできますが、Windowsそのもののトラブルの元になるので極力避けてください。

インストール作業が最後になると、下記のダイアログが出てきます。

(図2-10 インストールダイアログ)

ここは、[OK]ボタンをクリックして継続します。

その後に、ExcelアドインとSPSSアドインのインストール選択があります。

(図2-11 アドインインストール 図はExcelアドイン)

このアドインモジュールは、ExcelやSPSSでS-PLUSのグラフが使えるようにするものです。当然、ExcelやSPSSが先にインストールされていなければ、[OK]をクリックしてもインストールできません。

アドインのインストールは後からもできるので、ここで[キャンセル]をクリックしても構いません。後からインストールする場合は、S-PLUSのCD-ROMからセットアップを立ち上げ、セットアップタイプの設定(図2-4)でCustomを選びます。

最後に、下記の[セットアップの完了]ダイアログが出て終了です。

(図2-12 セットアップの完了)

リソースノート(英文)とチュートリアル(英文)は、後からでも見ることができます。

インストールが完了すると、ウインドウズの[スタート]の[プログラム]に[S-PLUS4.5]というフォルダができています。

(図2-13 [スタート]の[プログラム]の[S-PLUS4.5]フォルダ一覧)

インストール時に[プログラムフォルダの選択](図2-6)で名称を変更していると、ここのフォルダ名称(デフォルトはS-PLUS4.5)が違うので気をつけてください。

フォルダ内の[S-PLUS4.5]をダブルクリックすると、S-PLUSが起動します。[お読みください]をクリックするとリソースノートを見ることができ、[ビジュアルデモ]をクリックするとチュートリアルを見ることができます。

インストールしたS-PLUSを削除したいときは、[Uninstall#1]をクリックするとアンインストールメニューが開始されます。

S-PLUSは、自動ではデスクトップ画面上にショートカットを作りません。デスクトップ上にショートカットを置きたい場合は、S-PLUSの実行ファイル(splus.exe)のショートカットを作り、それをデスクトップ上に置きます。実行ファイルはインストールしたフォルダ(デフォルトはc:\Program Files¥splus45)のcmdというフォルダの中にあります。

(図2-14 cmdフォルダの中のsplus.exe ここでは上から5番目)

上の図2-14では上から五番目にsplus.exeファイルがありますが、これはエクスプローラの表示をファイル名の順に並べ替えて、splus.exeのそばだけ拡大しているからです。実際のcmdフォルダの中はファイルがたくさんあるので、必ずいつも最初から五番目にsplus.exeが表示されるわけではありません。

splus.exeが見つからないときは、エクスプローラの[ツール]メニューの[検索]を利用するなどして探してください。インストールが正常に終了していれば、必ずあるはずです。

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