前回のメールでは、データ・フレームについて触れました。簡単にまとめますと、
データ・フレームは突き詰めると、「各要素が同じ長さのベクトルであるリスト」であることがいえます。
では、前回予告した通り、行列とデータ・フレーム、形の似通った2つのデータ形式を利用した便利な関数に触れましょう。
*********** 今回の関数 *****************
apply
***************************************
apply は、行列、データ・フレームで
たとえば、S-PLUS のサンプルデータ・フレーム air を使って、計算 して見ましょう。
> apply(air, 2, mean)
ozone radiation temperature
wind
3.247784 184.8018 77.79279 9.938739
と、air の各列ごとの平均が、ベクトルとして求まります。
です。さらに細かい話を次回の S-PLUS mini course で取り上げ たいと思います。