S-PLUSによる混合効果モデル解析
混合効果モデルとは、固定効果および変量効果の両者を持つ統計モデルをいう。本書は、グループ化データ解析における線形および非線形混合効果モデルの理論とその応用について概観したものである。
「S-PLUSによる混合効果モデル解析 〜グループ化データ解析における混合効果モデルの理論と応用〜」
- J.C. ピネイロ/D.M. ベイツ著 緒方宏泰(明治薬科大学名誉教授) 監訳
翻訳者:塩見真理(明治薬科大学)/櫻井祐一(武田薬品工業株式会社)/喜多川純作(小野薬品工業株式会社)/長谷川千尋(小野薬品工業株式会社)/谷川浩司(サノフィ・アベンティス株式会社)/小祝紀美子(Sanofi-aventis France.)/林直人(Phizer Inc. U.K.)/鈴木昭之(ファイザー株式会社)/谷河賞彦(バイエル薬品株式会社)/吉原一孝(第一三共株式会社)/岡垣琢也(ユーシービージャパン株式会社)/船木朋雄(大塚製薬株式会社)/笠井英史(株式会社ベルシステム24)/舟尾暢男(武田薬品工業株式会社) - 定価 6,800円+税 B5変並製 543頁
- 出版元 シュプリンガー・ジャパン ISBN 978-4-431-10076-8
本書の特徴
混合効果モデルをデータ解析に適用する解析実務者の用に十分耐えうるよう、実データ例、モデリングソフトウェアおよび理論についてバランス良く取り入れている。
混合効果モデルの統一的なモデル構築戦略に言及し、また、混合効果モデル解析を実現する目的で原著者らが開発したnlmeライブラリを用いて様々な分野にわたる多数のデータ解析例を紹介している。
さらには、適切なモデル構築プロセスに必要なグラフィックス機能についても十分に解説している。
目次
- 第I部 線形混合効果モデル
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- 第1章 線形混合効果モデル:基本概念と例
- 第2章 線形混合効果モデルの理論と計算方法
- 第3章 グループ化データの構造
- 第4章 線形混合効果モデルのあてはめ
- 第5章 基本的な線形混合効果モデルの拡張
- 第II部 非線形混合効果モデル
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- 第6章 非線形混合効果モデル:基本概念と動機付ける事例
- 第7章 非線形混合効果モデルの理論と計算方法
- 第8章 非線形混合効果モデルへのあてはめ
- 付録
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- 付録A 本文中の例と練習問題で使用したデータ
- 付録B S関数とクラス
- 付録C パラメータ初期値自動設定非線形回帰モデルのコレクション