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S-PLUSによる混合効果モデル解析

混合効果モデルとは、固定効果および変量効果の両者を持つ統計モデルをいう。本書は、グループ化データ解析における線形および非線形混合効果モデルの理論とその応用について概観したものである。

「S-PLUSによる混合効果モデル解析 〜グループ化データ解析における混合効果モデルの理論と応用〜」

本書の特徴

混合効果モデルをデータ解析に適用する解析実務者の用に十分耐えうるよう、実データ例、モデリングソフトウェアおよび理論についてバランス良く取り入れている。

混合効果モデルの統一的なモデル構築戦略に言及し、また、混合効果モデル解析を実現する目的で原著者らが開発したnlmeライブラリを用いて様々な分野にわたる多数のデータ解析例を紹介している。

さらには、適切なモデル構築プロセスに必要なグラフィックス機能についても十分に解説している。

目次

第I部 線形混合効果モデル
  • 第1章 線形混合効果モデル:基本概念と例
  • 第2章 線形混合効果モデルの理論と計算方法
  • 第3章 グループ化データの構造
  • 第4章 線形混合効果モデルのあてはめ
  • 第5章 基本的な線形混合効果モデルの拡張
第II部 非線形混合効果モデル
  • 第6章 非線形混合効果モデル:基本概念と動機付ける事例
  • 第7章 非線形混合効果モデルの理論と計算方法
  • 第8章 非線形混合効果モデルへのあてはめ
付録
  • 付録A 本文中の例と練習問題で使用したデータ
  • 付録B S関数とクラス
  • 付録C パラメータ初期値自動設定非線形回帰モデルのコレクション