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2014年度 S-PLUS & Visual R Platform 学生研究奨励賞結果発表

2014年度のS-PLUS & Visual R Platform学生研究奨励賞は、以下の通りの結果となりました。
※同一賞内の掲載はエントリ順です。

 2014年度 VMStudio & TMStudio 学生研究奨励賞の結果発表はこちら 

最優秀賞(賞金10万円)

空間的相関を考慮する組成データ解析手法の社会経済データへの適用

吉田 崇紘 様 ( 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 )

(授賞者より)
大変光栄な賞に選出頂き,誠に有難うございます.昨年,同賞の佳作を頂き,今年の応募に当たっては,「昨年以上の成果を」と意気込んで資料作成に取り組んでおりました。今後は,受賞を励みとして,より一層,精励恪勤,奮励努力する所存です。最後に,この場を借りて,指導教員である堤盛人先生,研究室諸兄姉,および,審査を頂いた担当者の皆様に深く御礼申し上げます。

特別賞(賞金 3 万円)1件

アンケートからみるユーザー意識分析

谷川 未沙樹 様 ( 静岡大学 工学研究科 )

(授賞者より)
この度は、S-PLUS&Visual R Platform 学生研究奨励賞特別賞という光栄な賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。昨年度に引き続き、今年度は特別賞を頂くことができ、身に余る栄誉を大変嬉しく思っております。本研究では、企業によるアンケートデータを使用した分析をS-PLUSにて行いましたが、データと企業活動を繋ぐ分析ツールとしてのS-PLUSの心強さを改めて実感いたしました。今後もS-PLUSを活用して更に研究・分析能力の向上に邁進する所存です。最後に、本研究を審査・評価して頂いた関係各部の方々、親身にご指導くださいました方々に深く御礼申し上げます。

佳作(賞金1万円)4件

Cluster 分析の手法を用いたProbability of informed tradingの推計方法に関する提案

長山 博一 様 ( 一橋大学 経済学部経済学研究科 )

(授賞者より)
この度はS-PLUS&Visual R Platform 学生研究奨励賞佳作という栄誉ある賞を頂き、大変光栄に思っております。本研究は、PINという指標におけるパラメータの推定パフォーマンスを高めるために、株式の出来高の乱数を発生させ、それに対して様々な推定法を試しています。このような、本来雑多なコードを書かなければならない場合にも、簡単なマウス操作で統計解析ができるVisual R Platformという環境は、魅力的だと思います。今回の受賞を次の研究・分析に繋げて行きたいと考えています。最後に本研究を評価して頂いた関係各部の方々、また、日頃ご指導頂いている方々に深く御礼申し上げます。

Visual R Platformwoを利用したプロ野球データの解析

八木 圭太 様 (他4名) ( 東海大学大学院 理学研究科 )

(授賞者より)
この度はS-PLUS&Visual R Platform 学生研究奨励賞佳作という光栄な賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。本研究はプロ野球の打者に関する解析です。Rのみを使っていたころには自作の関数や解析の手順は自分にしかわかりませんでしたが、Visual R Platformを用いることで解析手順を知らない後輩でもデータを変えるだけで解析を行うことができるようになりました。今回の受賞を励みに、今後も研究課題の改善や分析能力の向上に邁進する所存です。最後に、本研究を評価して頂いた関係各部の方々、親身にご指導くださった先生方にお礼申し上げます。

データで野球は語れるか? -MLBデータからみた打撃の因子構造の解明-

北條 大樹 様・小川 泰史 様・八田 大樹 様 ( 専修大学 人間科学部心理学科 )

(授賞者より)
この度は、S-PLUS&Visual R Platform学生研究奨励賞佳作という光栄な賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。本研究は、スポーツデータから勝敗予想が出来たら面白そうという素朴な興味から、MLBのデータを用いて、打撃の因子構造を研究しました。その過程で、VRPは分析を容易に行うことができ、結果を可視化する上でも非常に強力なツールでした。今回の受賞を次の研究・分析に繋げ、邁進していく所存でございます。最後に本研究を評価して頂いた関係各部の方々、親身にご指導くださいました方々に厚くお礼を申し上げます。

顧客の傾向を把握するためのアンケートの可視化

山田 実俊 様・宗像 昌平 様( 東海大学大学院 理学研究科 )

(授賞者より)
この度は2014年度 Visual R Platform 学生研究奨励賞の佳作賞にご選出頂き誠にありがとうございます。本研究では Visual R Platform を使用することにより、アソシエーション分析や対応分析などの手法をRコードよりも比較的簡単に使うことができました。また、システムのプロセスを Visual R Platform 上で視覚的に表示することができました。今後も Visual R Platform を活用してさらに研究を発展させていきたいと思っております。最後に評価していただいた方々、並びに研究をご指導していただいた方々に深く御礼申し上げます。

審査に当たって

12年目を迎えた S-PLUS 学生研究奨励賞におきまして、今年度も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。審査は、株式会社 NTTデータ数理システムにて行なわれました。(審査委員会)

2014年度の S-PLUS 学生研究奨励賞についても、学生研究らしい多数の優秀な応募を頂くことができました。投稿いただきました論文は、いずれも甲乙付けがたいものでしたが、審査に当たりましては「読み手に分かりやすく納得を得やすい表現と論理展開」「単にソフトウエアの一般的な出力を利用するのみならず、その利用方法に創意工夫を加えて独自の視点を加える」という点にも比較的大きなポイントを与えて選考致しました。

2015年度も、是非奮ってご応募ください!