.. -*- coding: utf-8 -*- 制約式クラス Constraint ======================= 制約式は Constraint というクラスで表現されます. PySIMPLE で表現可能な制約式は,等式制約(``==`` を使用)及び等号付不等式制約(``<=``, ``>=`` を使用)の二種類です. **等式制約に用いる演算子は=ではなく,==であることに注意してください.** 具体的に :math:`x + y = 1` という制約式を定義するには次のように記述します. :: x + y == 1 :math:`x - 2y \le 0` という制約式を定義するには次のように記述します.:: x - 2*y <= 0 等号の付かない不等式を取り扱う事はできません.次の記述は誤りです.:: x - 2*y < 0 複数の制約式を一度に定義するには,添字クラス Element を用います. 以下の例では,3 個の制約式 :math:`x_1 - 2y_1 \le 0`, :math:`x_2 - 2y_2 \le 0`, :math:`x_3 - 2y_3 \le 0` を 一度に定義しています.:: i = Element(value=[1, 2, 3]) x = Variable(index=i) y = Variable(index=i) x[i] - 2*y[i] <= 0 不一致制約を表す演算子 ``!=`` を用いることはできません.以下の記述は誤りです.:: x + y != -1