.. -*- coding: utf-8 -*- for 文を使う ------------ for 文は要素を逐次処理するための制御フローです. PySIMPLE の集合,定数,変数,式,制約式などのオブジェクトはいずれも for 文で処理することができます.:: IJ = Set(value=[(1,3), (1,4), (2,3)]) for elm in IJ: print(elm) この出力は次のようになります.:: (1, 3) (1, 4) (2, 3) 出力順は毎回同じになります. 添字では ``set`` 属性で対応する集合を用います.:: ij = Element(value=[(1,3), (1,4), (2,3)]) for elm in ij.set: print(elm) 次元に限らず各要素は必ずタプルになることに注意してください.:: I = Set(value=[1, 2]) for elm in I: print(elm) 出力:: (1,) (2,) 一次元の要素をタプルとして扱いたくない場合,アンパックしながら取り出すと簡単に回避できます.:: I = Set(value=[1, 2]) for elm, in I: # 'elm,' とカンマがついている print(elm) 出力:: 1 2 定数は辞書と同じように扱われます.すなわちキーが取り出されます.:: i = Element(value=[1, 2]) a = Parmeter(index=i, value={1: 10, 2: 20}) for elm in a: print(elm) 出力:: (1,) (2,) 値を取り出すには ``values()`` ,キーと値を同時に取り出すには ``items()`` メソッドを使います.:: for key, value in a.items(): print(key, value) 出力:: (1,), 10 (2,), 20 変数の値を取り出すには ``.val`` などの属性に続けて同様の操作ができます.:: i = Element(value=[1, 2]) x = Variable(index=i, init={1: 10, 2: 20}) for key, value in x.val.items(): print(key, value)