.. -*- coding: utf-8 -*- 求解オプション ============== 求解オプションは,求解時の動作をより細かく制御するためのものです. 求解オプションを利用することにより,アルゴリズムの選択や,終了条件の調整などを行う事ができます. 標準出力や解ファイルの制御については `problem` をご確認ください. 求解オプションを設定する方法には問題クラスに対して ``options`` 属性を用います. 選択型求解オプションについては求解オプション定数 ``Options`` を使用できます. 次の例ではアルゴリズムとして単体法 simplex を指定しています. :: p = Problem() p.options.method = 'simplex' p.options.method = Options.Method.SIMPLEX 次の例では,残差停止条件を :math:`10^{-12}` に設定しています. :: p.options.kktEps = 1e-12 次の例では,計算時間の上限を 60 秒に設定しています. :: p.options.maxTime = 60 次の例では,分枝限定法にヒューリスティックサーチ rins を導入しています.:: p.options.branchRins = 1 p.options.branchRins = Options.Branch.Rins.ON 求解オプション定数の詳細については ``help(Options)`` を使用するか :obj:`~pysimple.Options` をご確認ください. 設定した値を削除してデフォルト値に戻すには del 文を用います.:: del p.options.maxTime 次の例では,すべての求解オプションを削除してデフォルト値に戻しています.:: del p.options デフォルト値は `5. 求解オプション設定 `_ をご確認ください. 求解オプションの一覧は以下で確認できます.:: print(dir(p.options)) 求解オプションの現在値一覧は以下で確認できます.:: print(p.options) 求解オプションの詳細については ``help(p.options)`` を使用するか :obj:`~pysimple.options.ProblemOptions` をご確認ください.