2.2.7. 結果出力関数

ここまでは，結果の出力には Python の組み込み関数 print() を使用してきましたが， PySIMPLE は他にも書式指定出力関数 Printf() があります．

from pysimple import Problem, Element, Parameter, IntegerVariable, Sum

↓

from pysimple import Problem, Element, Parameter, IntegerVariable, Sum, Printf

# 結果出力
print(x.val)

↓

# 結果出力
Printf('油田 {} の最適運転日数 = {:.0f}', i, x[i].val)

対応する実行結果出力は以下のようになります．:

油田 0 の最適運転日数 = 2
油田 1 の最適運転日数 = 3

関数 Printf() の書式指定は，:

Printf(出力書式指定, 出力対象1, 出力対象2, ...)

となります．

出力対象には，添字，変数，式，定数，目的関数，など任意のものを任意の個数だけ指定できます． 出力書式指定の指定方法は，Printf を確認してください．

このモデルは PySIMPLE のサンプルとして同梱されています． このサンプルを実行するには次のようにします．:

$ python -m pysimple.sample.tutorial oil7