具体的な応用例はこちら。
マーケティング分野における最適化の位置づけ
マーケティング戦略で成果を上げるには大きく2つのステップが必要になります。
データの分析
1つめのステップは「データの分析」です。
近年様々な方法でデータは取得され、どこの企業も膨大なデータを蓄えています。
POS データやアクセス解析データ、顧客(会員)データ等は当然所持しているだけでは
意味がありません。それらのデータを分析することが大事です。データマイニングや統計解析等
を駆使してデータから様々な情報を抽出することが出来ます。NTT データ数理システムはこれらに対しても
Visual Mining Studio や
CRM Insight
といったパッケージを提供しています。
しかしながら、データを分析することがマーケティング戦略におけるゴールではありません。
意思決定
2つめのステップは「意思決定」です。データを解析して、例えば以下のような情報を知りえたとします。
- 30代男性で年収が △△ 万円台で家族構成が ×× の人は製品Aのメールに感度がよい
- 製品Bを過去に購入したことがある20代の女性は製品Dの割引券があると2人に1人は購入する
- 深夜のテレビ番組のCMは製品Dを流すと非常にレスポンスがよい