VMStudio 新バージョン 7.3 をリリースいたしました!
Visual Mining Studio 7.3 の新機能をご紹介いたします。
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新機能一覧
二項ソフトクラスタリング機能の強化
ご好評いただいていおります、Visual Mining Studio 独自の分析機能二項ソフトクラスタリング機能を強化しました。レコメンデーション、ログ分析、文書分類などに、これまで以上にご活用いただけます。
- 並列実行機能 簡単なダイアログ操作により、並列実行が可能になりました。 コア数の多いPCでの計算時間が飛躍的に早くなります。
- モデル更新機能 既にあるモデルの更新がデータの追加により可能になります。

便利なデータハンドリング機能の強化
データ表示の高速化、作成したデータ間の関係の可視化を行いました。また、行選択、集計のインターフェースの改善を行うことにより、直感的な操作でより複雑なデータ加工が対話的に行えるようになりました。

新規グラフの追加とグラフ機能の強化
- レーダーチャートの追加 ご要望の多かったレーダーチャートを追加しました。カテゴリ間の比較が視覚的に行えます。
- 全てのグラフで注釈機能が使用可能に 散布図以外にも注釈をつけることができるようになりました。ヒストグラムの各ヒストの件数などを注釈として表示できます。
- グラフのデータの選択が可能に グラフの中身を選択すると、対応する行が選択されます。グラフに対応するデータを確認することができます。



Rによる線形回帰アイコン
Rを使用した線形回帰がVisual Mining Studioのダイアログにより簡単に実行可能です。ステップワイズ法を使用した変数選択も可能です。

データエクスポート機能の強化
処理結果のデータベースやファイルへの出力がアイコン上から簡単に実行できるようになりました。

Rスクリプト実行のユーザビリティ向上
コンソール画面を追加し、対話的なRスクリプトの作成が可能になりました。

マージの高速化
スクリプト関数の chain_table に相当する機能を追加しました。主テーブルを指定することができ、キーの重複が起こった場合でも主テーブルのデータは重複しません。
この機能により、高速なデータの結合が可能です。また、欠損値の除外を行う機能も追加しました。

スクリプト関数
新規スクリプト関数の追加、既存のスクリプト関数の機能追加を行いました。
新規スクリプト関数
- folding_in_dyadic_model 二項ソフトクラスタリングの結果を用いて継続学習を行う
- updating_dyadic_model 二項ソフトクラスタリングで作成したモデルにデータの変更、クラスタの変更を行い継続学習、更新を行う
改善されたスクリプト関数
- read_file オプションに文字コード指定を追加
- titles 列名の変更を追加
- chain_table 欠損処理機能を追加
- sys_info 現在の処理が、実行であるか再実行であるかの情報を追加
- dyadic_soft_clustering 並列処理機能を追加
その他ユーザビリティの向上
その他、ユーザビリティの向上のために、種々の機能を追加しました。
- プロジェクトのバックアップ セーブの際に自動的にバックアップを作成し、プロジェクトの破損時にはバックアップファイルを使用して復旧します。 自動保存機能と併せることで、定期的にバックアップが作成されます。
- 選択範囲のアイコンを実行 複数ファイルを選択し、選択したアイコンを実行する機能を追加しました。 大きなプロジェクトを作った場合に、一部分のみをまとめて実行できます。

新機能一覧 は pdf ファイルでもご覧いただけます。
