操作に関するトラブルと質問
このページでは、Visual Mining Studio 及び Bayesian Network Module の操作に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめています。
トラブルと質問 一覧
- Excel のデータを読み込むことは可能でしょうか?
- アイコンとアイコンを結ぶ矢印に、×印が入ってしまいました。
- さっきまで編集していたアイコンが画面から消えてしまいました。
- 計算中に「コンポーネントが応答しない」と表示されて、操作ができなくなりました。
- 同時実行数を超えていないにもかかわらず超えているというメッセージが出て、VMStudio が起動できなくなってしまいました。
- Tree & RadomForest アイコンで「ランダムフォレスト」を実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
- ModelOptimizer アイコンを実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
- 進行表示の STOP ボタンを押しても計算が終了しません。計算だけを強制終了させる方法はありませんか?
- データビューを選択してもデータが表示されず、次のようなエラーメッセージがしばらくたってから表示されます。
- VMS / VAP のコンソールでのバッチ実行方法を教えてください。
- VMS が取り扱えるデータサイズを教えてください。
- ユーザの作業フォルダを別のフォルダ または 別のドライブに変更したいです。
- VMS プロジェクトのバックアップの方法を教えてください。
- Excel をプロジェクトボードへドラック&ドロップした後、ダブルクリックによりデータを読み込もうとしたら、エラーメッセージが表示され、データがインポートできません。
- MySQL に ODBC 経由で接続してデータを取得すると、データが文字化けするなどして、内容が正しく取得できません。
- 【VMS 8.3 / VAP 1.3】ソートアイコンまたはマージアイコンを使うと以下のエラーメッセージが表示されます。
- クライアント・サーバ版を利用時にプロジェクトやスクリプト または データを他のユーザと共有したい。
- VMS / VAP を起動した直後に下記エラーが出てしまいます。
- データ可視化アイコンが「接続エラー」となって実行できません。
- 「バージョン管理に失敗しました」と表示され、VAP / VMS が起動できません。
- 「利用設定がされていないかライセンスが登録されていないため実行できません。」と表示され、VMS のアイコンが起動できません。
- データビューを開くと 100 列までしか表示されません。
- R 連携に失敗します。
- 「実行時エラー」と表示されて VMS が使用できません。
- Rのライブラリのインストールに失敗します。
- データビューでの実数値の小数点以下桁数の設定方法を教えてください。
- K-Meansアイコンを実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。 |
回答 一覧
- 1. Excel のデータを読み込むことは可能でしょうか?
-
はい、可能です。Excel ファイルを図のようにドラッグ&ドロップで VMS 上にアイコンを配置し右クリックメニュー「プロパティ」からシートを選択すると、
選択した複数のシートからデータを読み込むことが可能です。
- 2. アイコンとアイコンを結ぶ矢印に、×印が入ってしまいました。
-
入出力データが複数あって、入力と出力の対応関係があいまいな場合に出現します。入力を明示的に指定すると、×印が消えます。 マニュアルの「入出力マッチング」の項を参照してください。 - 3. さっきまで編集していたアイコンが画面から消えてしまいました。
- 画面の枠外にはみ出てしまった可能性があります。アイコン終了時に、プロジェクトボードが移動することがあります。 プロジェクトボードを移動して、アイコンを探してください。
- 4. 計算中に「コンポーネントが応答しない」と表示されて、操作ができなくなりました。
-
これは各種アイコンが計算を実行している際、他の操作をした場合に起こります。 このメッセージは、他のウィンドウが開いているので、 メインのウィンドウが使用できない状態であることを意味しており、異常ではありません。「切り替え」ボタンを押して、起動中の他のウィンドウに表示を切り替えて、 そのウィンドウを閉じるか、処理が終了すれば、メインウィンドウを操作することができます。 - 5. 同時実行数を超えていないにもかかわらず超えているというメッセージが出て、VMStudio が起動できなくなってしまいました。
-
VMStudio は、起動時にインストールフォルダの SimultaneousRun フォルダの下に user.xxxx という形式のファイル(ロックファイル)を 作成することにより同時実行数を把握します。VMStudio が何らかの原因で正しく終了しなかった場合は、異常終了したロックファイルが残るために、 実際には実行可能ユーザー数を超えていなくても警告が出ることがあります。この場合、インストールフォルダの SimultaneousRun 以下にある user.xxxx(xxxxは異常終了したユーザー名)を 削除してください。
- 6. Tree & RadomForest アイコンで「ランダムフォレスト」を実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
-
【エラーメッセージ】
「保護されているメモリに読み取りまたは書き込み操作を行おうとしました。他のメモリが壊れていることが考えられます。」
where
args.funName=treeOperations
args.dllPath=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Cmd/makeTreeFromDS.dll
statusFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/xxx/temp/vdmRunExeStatusFile.txt
ansFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/xxx/temp/runDllResult.txt
stopFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/xxx/temp/vdmRuNExeStopFile.txt
max_work_memory_size=XXX」
Tree & RadomForest の並列実行数が大きいとメモリを大幅に消費します。このエラーはメモリが足りないため生じた可能性があります。
問題の解決のためには、以下をお試しください。
- 並列実行数を 1 にしてエラーが発生しないか確認する。
- エラーが発生しないことを確認したら徐々に並列実行数を増やし、適切な並列実行数を確認する。
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- 7. ModelOptimizer アイコンを実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
-
MoldelOptimizer の並列実行数が大きいとメモリを大幅に消費します。このエラーはメモリが足りないため生じた可能性があります。
問題の解決のためには、以下をお試しください。
- 並列実行数を 1 にしてエラーが発生しないか確認する。
- エラーが発生しないことを確認したら徐々に並列実行数を増やし、適切な並列実行数を確認する。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
- 8. 進行表示の STOP ボタンを押しても計算が終了しません。計算だけを強制終了させる方法はありませんか?
-
Windows のタスクマネージャを起動し、プロセスのタブからプロセス「VMSDLLNod.exe」および「VMSDLLServer.exe」に対して「プロセスの終了」を選択すると、
計算だけを強制終了させることができます。なお、このとき以下のプロセスが残り続ける場合がございます。
- VMSDLLNod.exe
- VMSDLLProcessMonitor.exe
- VMSDLLServer.exe
- VAP.exe
- VAPForBatch.exe
- vmstudioInterface.exe
- prjCommonActiveX.exe
- SysRunFromScript.exe
- gv2.exe
- gv2server.exe
- gv2client.exe
- gv3server.exe
- vsLauncher.exe
- viewerLauncher.exe
- prjAllRound.exe
- vap_dm.exe
- nw.exe
- VAPIconServer.exe
- 9. データビューを選択してもデータが表示されず、次のようなエラーメッセージがしばらくたってから表示されます。
-
データが 1000 列を超えるとこのメッセージが現れます。そのため、データインポート後のデータビューが表示されない場合があります。
VAP ウィンドウを最小化し、ウィンドウの背後にこのメッセージダイアローグがないかご確認ください。ウィンドウの「OK」ボタンを押すことでデータ&グラフビューが表示されます。
なお、このメッセージは以下の操作により表示させないようにすることが可能です。
- 「ツール」→「プロパティ」→「表示」→「データビュー」を選択します。
- 「1000列より多い場合に警告を表示」オプションで設定します。
- 10. VMS / VAP のコンソールでのバッチ実行方法を教えてください。
-
以下の手順で行います。
- VMS / VAP フローの作成
- 外部公開アイコンの配置
- bch ファイルの作成
- 実行定義ファイルの作成
- コマンドプロンプトによるバッチ実行
2,3,4 につきましては、マニュアル「バッチ処理」をご覧ください。
詳しいご説明があります。
5 につきましては次のように行います。
5-1. VAPConsoleBatch.exe を適当な場所におきます。
5-2. Windows のコマンドプロンプトを開きます。
5-3. カレントディレクトリを 5-1 の場所へ移動します。
(DOS の cd コマンドで行います)
5-4. 以下のコマンド形式より VAPConsoleBatch.exe を実行してください。
----書式ここから----
○書式 VAPConsoleBatch.exe bchFile,runFile[,logFile[,runType]]
bchFile : バッチファイル (*.bch)
runFile : 実行定義ファイル (テキストファイル)
logFile : ログファイル(省略時には vmsBatchLogFile.txt に出力)
runType : silent200903121230 を指定すると MsgBox 出力を抑制する
※ 絶対パス、相対パスの両方を指定可能
○例
・オプションなし----書式ここまで----
VAPConsoleBatch.exe C:\test\project.bch,C:\test\run.txt
ログは vmsBatchLogFile.txt に出力
実行終了時に MsgBox を出力
・logFile を指定. runType 省略
VAPConsoleBatch.exe C:\test\project.bch,C:\test\run.txt,log.txt
ログは log.txt に出力
実行終了時に MsgBox を出力
・logFile を省略. runType を指定
VAPConsoleBatch.exe C:\test\project.bch,C:\test\run.txt,,silent200903121230
ログは vmsBatchLogFile.txt に出力
実行終了時にメッセージをコンソールに出力
・logFile を指定. runType 省略
VAPConsoleBatch.exe C:\test\project.bch,C:\test\run.txt,log.txt,silent200903121230
ログは log.txt に出力
実行終了時にメッセージをコンソールに出力
特に runType の指定をして実行をお試しください。
なお、VAPConsoleBatch.exe とそのサンプルプロジェクト (.bchファイル), サンプル実行定義ファイルは、
[Visual Analytics Platform インストールディレクトリ]\Samples\ConsoleBatch
以下にあります。
DOS コマンドについては、Windows のマニュアル等をご参照ください。 - 11. VMS が取り扱えるデータサイズを教えてください。
- 最大2,147,483,647 行,最大2,147,483,647 列までとなります。なお、詳細はマニュアルの「データファイル」の章をご参照ください。
- 12. ユーザの作業フォルダを別のフォルダ または 別のドライブに変更したいです。
-
次の手順により、作業フォルダを変更してください。
- Windowsスタート(画面左下ウィンドウマーク)をクリック→MSI Solutionsフォルダ内の[VAP ユーザーフォルダの管理]を選択してください。
- ユーザーフォルダ管理ウィンドウが現れますので、ウィンドウ上で右クリック→[作業パス変更]より作業フォルダを変更してください。
- 13. VMSプロジェクトのバックアップの方法を教えてください。
-
以下のフォルダのデータのバックアップをとります。
VAP を終了した後、
A) [インストールディレクトリ]\Users\[ユーザー名]\プロジェクト
B) [インストールディレクトリ]\共通
C) [インストールディレクトリ]\Users\[ユーザー名]\プロジェクト(バックアップ)
のフォルダのデータのバックアップをとります。(※)
(※) 上記の Users フォルダは 「VAP ユーザフォルダの管理」ツール により変更が可能です。お使いのご環境によっては上記フォルダ位置は異なります。
なお、万が一バックアップから復旧する必要が生じましたら、次の方法より、プロジェクトの復旧可能です。
- VAP を終了して下さい。
- バックアップをとった A のプロジェクトを現在設定している A に対応するフォルダにコピーしてください。(B のプロジェクトも同様にしてください)
- 2 でコピーしたプロジェクトが VAP を起動後開けるかお試しください。
- 3 でもし、プロジェクトが破損していて開けない場合は、 C のプロジェクトのフォルダ拡張子である「.pr1]を「.pr0」に変更し、2 と同じ作業で A のフォルダへコピーしてください。
- 14. Excel をプロジェクトボードへドラック&ドロップした後、ダブルクリックによりデータを読み込もうとしたら、エラーメッセージが表示され、データがインポートできません。
- Excel を開きながら、データを読み込もうとする際にエラーが起こる場合があります。恐れ入りますが、一度開いている Excel を閉じた後データのインポートをお試しください。
- 15. MySQL に ODBC 経由で接続してデータを取得すると、データが文字化けするなどして、内容が正しく取得できません。
-
MySQL の ODBC ドライバ "Connector/ODBC" には、"ANSI", "Unicode" の2つの種別があり、
ANSI で接続すると Visual Mining Studio で結果を正しく取得できないことが分かっています。(※)
そのため、C:\Windows\SysWow64\odbcad32.exe 及び C:\Windows\System32\odbcad32.exe での ODBC ドライバの設定時において、 次の設定が正しく行われている必要があります。
- MySQL ODBC ドライバに 「ANSI」 ドライバではなく、「Unicode」ドライバを用いて設定する。
- ドライバの設定項目の [Details] →[Character Set] で「cp932」を指定する。
※注)現象を確認しているドライバのバージョンは、MySQL ODBC 5.3 ANSI Driver です。他のバージョンではこの限りではありません。 - 16. 【VMS 8.3 / VAP 1.3】ソートアイコンまたはマージアイコンを使うと以下のエラーメッセージが表示されます。
- まず、以下の計算式により算出されるおおよそのサイズのメモリ(RAM)が搭載されているかご確認ください。
<<計算式>>
必要とするおおよそメモリサイズ(Byte) = 行数×(8Byte×整数型の列数 + 16Byte×実数型の列数 + 8Byte×文字列型の列数)×3 - 1 で十分なメモリが搭載されている場合は、 VAP メニュー[ツール]→[プロパティ]→[メモリサイズ(MB)]のサイズを 1 のサイズより十分大きい値にしてください。
- ご使用のマシンのメモリサイズが 1 の数値より少ない場合、メモリの増設をご検討ください。
- 上記 2 及び 3 でも問題が回避されない場合は、製品サポートデスク にお問い合わせください。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
- まず、以下の計算式により算出されるおおよそのサイズのメモリ(RAM)が搭載されているかご確認ください。
- 17. クライアント・サーバ版を利用時にプロジェクトやスクリプト または データを他のユーザと共有したい。
-
プロジェクトを共有する方
- 共通フォルダへのコピー
- [Object Browser] → [プロジェクト] → "コピーしたいプロジェクト"上右クリック → [共通へコピー] を選択してください。
- 共通フォルダからの取得
- [Object Browser] → [共通] → [プロジェクト] → "取得したいプロジェクト"上右クリック → [取り込み] を選択してください。 [Object Browser] → [プロジェクト]以下にコピーされます。
- 共通フォルダへのコピー
- プロジェクトボード上のスクリプトアイコンを、[Object Browser] → [ソリューション] → [Rスクリプト/Sスクリプト/スクリプト]の 該当するフォルダへドラック&ドロップしてください。
- [Object Browser] → [ソリューション] → [スクリプト] → [Rスクリプト/Sスクリプト/スクリプト] の 該当するフォルダ → "コピーしたいスクリプト"上右クリック → [共通へコピー] を選択してください。
- 共通フォルダからの取得
- [Object Browser] → [共通] → [ソリューション] →[Rスクリプト/Sスクリプト/スクリプト] の 該当するフォルダ → "取得したいスクリプト"上右クリック → [取り込み] を選択してください。 [Object Browser] → [ソリューション] →[Rスクリプト/Sスクリプト/スクリプト] の該当するフォルダ以下にコピーされます。
- 共通フォルダへのコピー
- プロジェクトボード上のデータアイコンを、[Object Browser] → [データ] フォルダへドラック&ドロップしてください。
- [Object Browser] → [データ] → "コピーしたいデータ"上右クリック → [共通へコピー] を選択してください。
- 共通フォルダからの取得
- [Object Browser] → [共通] → [データ] → "取得したいデータ"上右クリック → [取り込み] を選択してください。 [Object Browser] → [データ] フォルダ以下にコピーされます。
- 共通フォルダへのコピー
- 18. VMS / VAP を起動した直後に下記エラーが出てしまいます。
-
直前の実行時において何らかの理由で VAP が強制終了した場合に現れるメッセージです。
現れたダイアログで「はい」を選択してください。Visual Analytics Platform が起動します。
なお、もし VAP の強制終了によりプロジェクトが破損していた場合は、前の操作の最新の保存時の状態に戻されます。(※)
(※) プロジェクトが保存されておらずかつプロジェクトが破損していた場合は、プロジェクトが消失する場合がございます。 - 19. データ可視化アイコンが「接続エラー」となって実行できません。
-
以下の点をご確認ください。
- [コントロールパネル] → [ネットワークとインターネット]→ネットワークと共有センター] →[インターネットオプション]
- 「インターネットのプロパティ」画面で[接続]→[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]を開きます。
- プロキシーサーバを使用する設定がされている場合に「ローカルアドレスにはプロキシーサーバーを使用しない」にチェックが入っていることを確認します(※1)。
- 「自動構成スクリプトを使用する」にチェックが入っていないことを確認します(※2)。
(※2) 自動構成スクリプトを使用する場合、スクリプトによる設定内容によってはデータ可視化アイコンが動作しません。
【 OK の例】 【 NG の例】
上記でもエラーとなる場合、1) Windows Update を最新の状態にしてください。上記を実行してもエラーが解消しない場合、以下の情報とともに 弊社サポートデスク までご連絡ください。
2) VMS を上書きインストールしてください。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
- お問い合わせの際に頂戴したい情報
- エラーメッセージのスクリーンショット
- 「ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定」のスクリーンショット
(アドレスやポート番号はマスクしていただいてもかまいません) - OS の種類 (例 Windows10 Pro 64bit バージョン20H2)
- お使いのアンチウィルスソフト・セキュリティソフトの名称及びバージョン等の情報
- 20.「バージョン管理に失敗しました」と表示され、VAP / VMS が起動できません。
-
以下の手順にて VMS の再起動してください。
- OS を再起動してください。
- VAP / VMS を起動してください。
- Windows スタート (画面左下ウィンドウマーク) をクリック → アプリ一覧を表示 → MSI Solutions グループ内 [VAP ユーザーフォルダの管理] を選択してください。
ユーザーフォルダ管理ウィンドウが現れますので、ウィンドウ上で右クリック → [作業パス変更] より作業フォルダを変更してください。
Windows [スタート] → [すべてのプログラム] → [MSI Solutions] → [ツール] → [VAP ユーザーフォルダの管理] を選択してください。
以上により新たに作業フォルダが作成され、こちらを使うように設定されます。
過去に作成された既存のプロジェクトを再度ご利用なさりたい場合は以下の FAQ の操作方法をご参照ください。
(※) タイトルとは関係なく、記載の方法にてプロジェクトの移行が可能です。
上記を行っていただいても、なお VMS の起動に失敗する場合は 製品サポートフォーム までご連絡ください。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
- 21. 「利用設定がされていないかライセンスが登録されていないため実行できません。」と表示され、VMS のアイコンが起動できません。
-
- Visual Analytics Platform (VAP) のメニュー→「製品(P)」→「製品の選択(S)」を押下してください。
- 「製品の選択」画面において、「製品名」の Visual Mining Studio の左横の「選択」に「×」印が入っているかどうかご確認ください。
もし2.で「×」印が入っていない場合、クリックして「×」印を入れていただいた後、「適用」、「OK」ボタンを押下してください。
上記を行っていただいても、なお VMS のアイコンが使えない場合は 製品サポートフォーム までご連絡ください。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
- 22. データビューを開くと 100 列までしか表示されません。
-
データビュー (データ可視化機能) の仕様です。
データビュー (データ可視化機能) は最大で 100 列までしか列を表示できません。そのため、表示する列を選択する必要があります。
詳しくは VAP メニュー[ヘルプ] → [データ可視化マニュアル] のデータ可視化マニュアル P119「12.2 データの列が一部しか表示されません」をご参照ください。 - 23. R 連携に失敗します
-
VAP / VMS の R 連携に R のバージョン 3.5以上は対応していません。
以下のウェブサイトより、
https://cran.r-project.org/bin/windows/base/old/
バージョン 3.4.4 をダウンロードして、インストールしてください。
※ Rは複数のバージョンを共有することができます。 - 24. 「実行時エラー」と表示されて VMS が使用できません。
-
- Windows Update を実行し、最新の状態にしてください。
- 1. を行っても、エラーが発生する場合、Visual Analytics Platform (VAP) の上書きインストールをご実行ください。
ISOファイルの「VAP」フォルダにございます「setup.exe」をダブルクリックにより実行してください。
- 25. Rのライブラリのインストールに失敗します。
-
アンチウィルスソフトがRのライブラリのインストールをブロックしている可能性があります。
以下をお試しください。
【対応策1】
- 管理者権限でRを起動後、Rコンソール上で下記のコマンドを実行してください。
trace(utils:::unpackPkgZip,edit = T) - Rコマンドの一時的な編集
表示されるRエディタ画面の上から141行目(下から21行目)の
Sys.sleep(0.5)
を
Sys.sleep(2)
に変更し、右上の「×」ボタンで閉じます。
(「... save the changes?」と質問されるので「はい」をクリックして変更を保存してください) - 必要なRライブラリのインストールをご実行ください。
【対応策2】
上記でも同じエラーが発生する場合、Rのライブラリをインストールする間、アンチウィルスソフトを一時的に停止していただくことをご検討ください。 - 管理者権限でRを起動後、Rコンソール上で下記のコマンドを実行してください。
- 26. データビューでの実数値の小数点以下桁数の設定方法を教えてください。
-
データ可視化における実数値の小数点以下の桁数は、以下の手順により設定が可能です。
- 「データ可視化」ウィンドウ右上の歯車のアイコンをクリックします。
- 左側に表示されるテーブル設定の「書式」タブをクリックします。
- 「実数値列」内の「書式指定文字列:」で、「有効桁数:」を所望の桁数に設定します。
- 「OK」または「適用」をクリックします。
データ可視化マニュアルは VAP メニューの「ヘルプ(H)」→「データ可視化マニュアル」よりご覧いただけます。 -
27. K-Meansアイコンを実行すると以下のようなエラーメッセージが現れ計算が行われません。
-
【エラーメッセージ】
「保護されているメモリに読み取りまたは書き込み操作を行おうとしました。他のメモリが壊れていることが考えられます。
where
args.funName=kmeans
args.dllPath=C:/PROGRA~2/MATHEM~1/VISUAL~1/Cmd/KMeansDLL.dll
statusFile=C:\PROGRA~2\MATHEM~1\VISUAL~1\Users\ZF02075\temp\\status.txt
ansFile=C:\PROGRA~2\MATHEM~1\VISUAL~1\Users\ZF02075\temp\\answer.txt
stopFile=C:\PROGRA~2\MATHEM~1\VISUAL~1\Users\ZF02075\temp\\stop.txt
max_work_memory_size=1500
K-Meansを実行する前に、クリーニングアイコンにて入力データの欠損を除去するか、代替値を入力してください。- 入力データに欠損がないことが確認できている。
- クリーニングアイコンで欠損を処理した。
上記の場合は 弊社サポートデスク までご連絡ください。
製品サポートフォームは、当社が契約する 株式会社パイプドビッツの 情報管理システム「スパイラル」のページへリンクします。
【エラーメッセージ】
「保護されているメモリに読み取りまたは書き込み操作を行おうとしました。他のメモリが壊れていることが考えられます。
where
args.funName=XXXX
args.dllPath=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Cmd/XXXX
statusFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
ansFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
stopFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
max_work_memory_size=XXXX」
※注) XXXX は実行の状況によって異なる値となります。
【エラーメッセージ】
「保護されているメモリに読み取りまたは書き込み操作を行おうとしました。他のメモリが壊れていることが考えられます。
where
args.funName=XXXX
args.dllPath=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Cmd/XXXX
statusFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
ansFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
stopFile=C:/PROGRA~1/MATHEM~1/VISUAL~1/Users/XXXX/temp/XXXX
max_work_memory_size=XXXX」
※注) XXXX は実行の状況によって異なる値となります。
「同一ユーザ (user.XXXX) が作業途中状態です。途中状態を削除 (プロジェクトを破損する恐れがあります) して、実行しますか」