3.2 経験バリオグラムのモデリング


クリギングを行う際、経験バリオグラムは理論バリオグラム(一般的な関数)に置きかえられるため、どの型で置き換えるかを決定しなければならない。

理論バリオグラムには

がある。理論バリオグラムを推定する手法は以下の通り

  1. データから求められたバリオグラムがどの型に近いか、解析者が目で判断する。
  2. パラメータ(レンジ、シル、ナゲット効果)も目測で初期値を定める。
  3. 上で定めた初期値をもとに関数 model.variogram で推定。
  4. 関数 model.variogram が返す平均予測誤差 "objective" をもとに、3を繰り返してパラメータを調節する。

理論バリオグラムを、非線型最小2乗法を用いて推定する際、バリオグラムの各値は互いに独立ではないため、通常の方法は用いることができない。そのため、重み付き最小2乗法や一般化最小2乗法が Cressie(1985) によって提案されている。

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