豊富な解析機能
S-PLUSは統計研究の最先端で誕生し、そして調査・研究・開発の現場で多くのプロフェッショナルに磨きぬかれてきました。そのため、データをいろいろな角度で検討できる機能や、広範にわたる高度の統計手法が組み込まれています。
また、各解析手法はS言語を用いて部分的に修正することも出来ます。
S-PLUSを使ったデータ解析は、お仕着せの解析と出力結果にとどまりません。
機能の詳細に関しては、マニュアルをダウンロードして御確認いただけます。
基本演算・データハンドリング
- 基本算術演算、各種数学関数、複素演算
- データのソート、マージ、行や列の入替え、転置
- ベクトル演算、行列計算、逆行列、固有値、部分行列の取出し
- 行列分解
- 条件抽出、比較演算、論理演算、データの照合
基本統計
- 要約統計量
- クロス集計
- 豊富な仮説検定(t検定、対のあるt検定、カイ二乗検定などのパラメトリック検定、ウィルコクソン順位検定、クラスカル=ワリス順位検定、フリードマン順位検定などのノンパラメトリック検定、適合度検定)
- 多様な確率分布に対する確率密度、確率点の計算
- 多様な確率分布に対する乱数発生
- ブートストラップ法、ジャックナイフ法
- 検出力と標本サイズの算出
回帰分析
- 線形回帰、重回帰分析
- 多項回帰
- ロバスト回帰
- ロジスティック回帰
- 一般化線形モデル
- ロバストMM回帰
- 一般化最小二乗回帰(Generalized Least Square)、誤差項に自己相関がある場合、等分散が仮定できない場合
非線形回帰と最適化
- 非線形回帰
- 制約付き非線形最小二乗法による最適化
- 一般化非線形最小二乗回帰(Generalized Nonlinear Least Square)、誤差項に自己相関がある場合、等分散が仮定できない場合
混合効果モデル
- グループのあるデータに対する Trellis グラフィックス
- 多水準モデルに対する効果的なメソッド
- 線形混合効果モデル
- 非線形混合効果モデル
- 相関構造と分散関数の指定
判別分析とそのモデル
- 二次判別分析
- 共分散比一定(propotional covariance)と相関構造が等しい(equal correlation)判別分析
- CPC(common principal component)モデル
- 正準判別分析
ノンパラメトリック回帰
- 一般化加法モデル
- 局所回帰(loess)
- 射影追跡回帰、ACE、AVAS
- 樹形(Tree)モデル
分散分析(ANOVA)
- 実験計画行列の作成
- 固定効果
- ランダム効果
- Variance Components モデル
- Split-plot モデル
- 多変量ANOVA(MANOVA)
- 多重比較
スムージングと補間
- 核型(Kernel)平滑化(kernelはbox, triangle, parzen, 正規)
- スプライン(spline)平滑化
- 局所回帰(Loess)平滑化
- スーパースムージング
- 線形補間、スプライン補間
多変量解析
- 相関係数(ピアスン、件ドール、スピアマン)
- 正準相関分析
- 判別分析
- 因子分析
- 主成分分析(共分散行列、相関行列)
- 多次元尺度法
クラスター分析
- K-meansクラスター分析
- 階層型クラスター分析(凝集型、区分型)
- モデルによるクラスター分析
- Crispクラスター分析、ファジー(fuzzy)クラスター分析
- Monotheticクラスター分析
- Divisiveモデル、agglomerativeモデル
QC
- EWMA, MA, Moving-SD, Moving-Range
- Shewhartチャート
- Cusumチャート
- プロセス能力(process capability)
- xbar,R,s,np,p,c,u管理図 (参考情報)
生存時間解析
- Frality モデル
- スプラインモデル(Eilers and Marx, 1996 による P-splines メソッド)
- Penalized survival モデル(penaalized partioal likeliwood 最大)
- カプラン=マイヤー(Kaplan-Meier) カーブ
- Cox比例ハザードモデル
- パラメトリック生存解析
- Expected生存解析
- ピアソン時間解析(Person years analysis)
時系列解析
- 自己共分散、自己相関、偏自己相関、局所自己相関
- 一変量および多変量スペクトル分析とスムージング(参考情報)
- AR・MAモデル
- 古典的ARIMA、ロバストARIMA
- Fractionally defferenced ARIMA
- AICによる次数選択
- 季節調整
- フーリエ変換
- 周波数領域での位相差、振幅の解析
- フィルタリング
ライブラリ
- ニューラルネット(ライブラリnnet)
- 実験計画ライブラリDOX(一部要因実験、応答曲面)
- コレスポンデンス分析(ライブラリmass)
- 一般化混合効果モデルglme(ライブラリcorrelatedData)
その他、多数の解析手法(不明な点はお問合せください)