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数理計画用語集

ビジネスアナリティクス

読み:びじねすあなりてぃくす
英名:Business Analytics

ビジネスに数理科学とコンピュータサイエンスによるソリューションを導入する活動における今後の方向性を指し示す言葉.ビジネスの現場におけるデータの蓄積と把握を目的とした活動は「ビジネスインテリジェンス(BI)」という旗印の下,1990年代から始まっており,データウェアハウスの整備,柔軟なデータの可視化を行うツール群(BI ツール)として結実している.しかしながら,将来予測あるいは意思決定という究極の目標にはまだ届いていない.

このような背景を踏まえて,ビジネスアナリティクス(BA)という概念が提示された.ビジネスアナリティクス(BA)とはビジネスインテリジェンス(BI)を越える「何か」であり,それは「データマイニング(テキストマイニング)」「数理計画法」「シミュレーション」「機械学習」といった要素技術が必要になるというコンセンサスができつつある.ソフトウエアベンダー側もこの旗印の下,より「高度な」ツールの整備を急いでいるが,主にコンセプトが先行し,「トップダウン」で整備が進められている様子も見受けられる.そんな中,(株)NTT データ数理システムの VAP は成熟しつつある要素技術そのものの積み上げに依って,いわば「ボトムアップ」に形成されたBAツールとして定義づけることができよう.BAツールはBIツールの拡張として進展してゆくことには間違いないが,その「要素技術」の実装には「利用者が着目している現象のモデル化」が必須であり,ソリューションの定形化・汎用化はBIツールと比べれば遥かに難しい.したがって,BAを真の意味で発展させ,単に目新しいスローガンのみで終わらせないためには,ツールと利用者がより深く連係する「場」を提供することが必要である.