[(株)数理システム]

2006年度 S-PLUS学生研究奨励賞 結果発表


2006年度のS-PLUS学生研究奨励賞は、以下の通りの結果となりました。

最優秀賞(賞金15万円) 1件

鈴木 直明 様(東京理科大学 工学研究科)
「ボラティリティ予測制度との比較 〜CAViaRモデルとGJRGARCHモデルの比較〜」

(授賞者より)
この度はS-PLUS学生奨励賞最優秀賞を頂き大変光栄に思っております。
ヒストリカルなASCAViaRモデルを用いたボラティリティ予測に、パラメトリックなARモデルを組み込んだ点が評価して頂けたのではと考えております。
研究を進めるにあたりS-PLUSには、様々な場面でお世話になりました。GUIの使い勝手もさることながら、S言語を用いてのプログラミングのし易さは素晴らしい限りです。今回の受賞を励みに、さらにS-PLUSの習熟度を上げつつ、研究を進めてまいります。
最後になりましたが、論文を審査して頂きました関係各部の方々、御指導を頂きました方々に、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

特別賞(賞金10万円) 1件

直江 智宏 様(金沢工業大学 工学部)
「SPMによる黄砂沈降量の空間分布の確定」

(授賞者より)
この度は、S-PLUS学生奨励賞特別賞という誠に光栄な賞を頂き、大変有難く思います。
私達の大学で初めての参加なので来年度につながればと思っておりましたが、まさか特別賞を頂けると思っておらず、論文を審査していただきました関係各部の方々に心より御礼申し上げます。
今後も研究に精進し、より良いものを作成していきたいと思います。御指導を頂きました先生、先輩方に、この場をおかりして厚く御礼申し上げます。最後になりましたが、改めてすばらしい賞を頂き、本当に有難うございました。

佳作(賞金5万円) 11件

瀬谷 創 様(筑波大学 システム情報工学研究科)
「空間統計モデルを用いたつくばエクスプレス沿線の地価の分析」

菅谷 勇樹 様(慶應義塾大学 理工学研究科)
「家系図解析におけるS-PLUSの利用」

戸澤 正樹 様(東京理科大学 工学部)
「日本の製造業におけるシナジー効果の計測」

末安 俊也 様(東京理科大学 工学部)
「国際分散投資における下方リスク尺度を用いた最適ポートフォリオの研究」

豊田 篤史 様(東京理科大学 工学部)
「リアルオプションを用いた風力発電事業での意思決定」

片岡 理沙 様(東京理科大学 工学部)
「銀行の企業価値評価」

綾部 英明 様(東京理科大学 工学研究科)
「ベイズの定理を用いた短期間購買データによる新商品需要予測モデルの提案」

大越 有記 様(東京理科大学 工学部)
「大学生における食に関する意識度調査の分析 〜実家暮らし・一人暮らし〜」

山口 哲平 様(東京理科大学 工学部)
「主成分分析を用いたストックとフロー両面からの自治体財政分析」

張 立 様(東京理科大学 工学研究科)
「平均・分散モデルを用いる為替リスクヘッジ手法の比較」

東 翔平 様(東京理科大学 工学研究科)
「CD販売店における同時購買戦略の提案」

ポスターセッション会場光景

(数々の高いレベルの研究発表は、多くのS-PLUSユーザの方の関心の的になりました)

審査に当たって

2006年度の審査は、株式会社 数理システムにて行なわれました。(審査委員長 数理システム 代表取締役社長 山下 浩)

2006年度の「S-PLUS学生研究奨励賞」についても、学生研究らしい多数の優秀な応募を頂くことができました。投稿いただきました論文は、いずれも甲乙付けがたいものでしたが、審査に当たりましては「読み手に分かりやすく納得を得やすい表現と論理展開」「単にソフトウエアの一般的な出力を利用するのみならず、その利用方法に創意工夫を加えて独自の視点を加える」という点にも比較的大きなポイントを与えて選考致しました。

2007年度も、是非奮ってご応募ください!

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