2024年04月22日
お知らせ
このたび、NTTデータ (所在地:東京都江東区 代表取締役社長:佐々木 裕)のグループ各社のコンサルタントが、現在注目すべきテーマ、業種、テクノロジーなどについて、将来像(フォーサイト)を示し、そこからバックキャストして「日本企業がいま、何をすべきか」をまとめた書籍、『フォーサイト起点の社会イノベーション 新たな価値を創出するため企業は何をすべきか』を刊行しましたので、お知らせします。

本書は、デジタル変革(DX)を最大限活用し、産官学連携による社会課題の解決、企業の成長力・競争力の再強化、新規ビジネスの創出を推進する環境を整備し、どのように社会・経営変革を進めていくかをテーマとし、次の3点を主な狙いとしています。
- 日本を元気にするための処方箋や考え方を提示
- フォーサイト起点での経営変革の重要性を示す
- 日本の強みにデジタルを掛け合わせ、社会課題を解決するアプローチを提示
今日の社会経済の大きな動向は、これまでのタンジブル(有形)なプロダクトの経済から、新たなコネクテッド・インタンジブル(つながりあった無形)なプロダクト・サービスの経済が興隆してきています。そのうえで、注目すべきテーマのトレンドとして「サステナビリティ」「グローバルサプライチェーン」「地域創生」「レジリエンス」の4つをとりあげ、注目すべき業界のトレンドとして「食と農業」「製造」「流通」「保険」「バンキング」という、大きな変化が予想される業界を取り上げています。
さらに成長を加速させるために注目すべきテクノロジーとして、「データドリブンな意思決定」「デジタル基盤」「AI」「数理科学」「デザイン」にも焦点を当てました。加えて、組織やそれに紐づく人材をどのように再編成・再構築すべきかを、7つのアクションに整理しています。そして最後に、組織の様々なレベルのリーダーに向け、どのように既存ビジネスのコアとなる強みを磨きつつ、デジタル技術を活用し自己変革を加速させ、新たな顧客価値を創出していくか、社会イノベーションを起こしていくかを、まとめています。
デジタル変革を推進する経営層やマネジメント層の方々、企業変革の取り組みを進めようとしている方々にとり、今後何をすべきかのロードマップづくり、アクションプランづくりへの示唆に富む一冊となっています。
『フォーサイト起点の社会イノベーション 新たな価値を創出するため企業は何をすべきか』は、全国の書店およびオンライン書籍ストアで日本経済新聞出版より2024年4月22日に発売されます。
目次
- 第1章 「フォーサイト起点」による社会イノベーションの必要性
――“スマーター・ソサエティー”をいかに実現するか - 第2章 注目すべきテーマのトレンド
サステナビリティ/グローバルサプライチェーン/地域創生/レジリエンス - 第3章 注目すべき業界のトレンド
食と農業/製造/流通/保険/バンキング - 第4章 成長を加速させるため、いま注目すべきテクノロジー
データドリブンな意思決定/デジタル基盤/AI/数理科学/デザイン - 第5章 高い変革力・成果創出力を持つ組織に必要な7つのアクション
- 第6章 新たな顧客価値を創出し、社会イノベーションを起こしていくために
執筆者紹介
株式会社NTTデータ数理システムからは、第4章【数理科学】AIでは解決ができない「数理モデル」において、下記のメンバーがそれぞれのテーマについて執筆しています。
- AIで活用される(機械学習ではない)数理科学技術のこれまでとこれから
- 「因果」と「不確実性」をモデリングするベイジアンネットワーク
小木 しのぶ
- 過去にも現実にも起こせない世界を検証するシミュレーション
雪島 正敏
- 省資源かつ高効率化な経営を実現する数理最適化
石橋 保身
書籍情報
価格 | 2,750円(税込) |
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ISBN | 9784296122783 |
発行日 | 2024年04月22日 |
著者名 | NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ 編著 |
発行元 | 日本経済新聞出版 |
ページ数 | 412ページ |
判型 | 四六判 |
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