-------------------------------------------------------------------
■【トピック】Text Mining Studio 更新プログラムのお知らせ
-------------------------------------------------------------------
日頃は TMS をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。
このたび、TMS の更新ツールをリリースいたしましたので、ご案内させて
いただきます。
メールでのサポート、セミナー前後のご相談会などで改善要望など貴重な
ご意見をいただきました皆さま、誠にありがとうございました。
◇更新対象:TMS バージョン 6.1.0 以降
バージョン情報ご確認方法:
お手元の TMS の画面から、下記メニューより
TMS のバージョン情報をご確認ください。
ヘルプ(H) → バージョン情報
◇更新方法:
TMS バージョンが "6.1.0" 以降のユーザー様は、下記 当社サポート
ページの解説をお読みの上、更新ツール のダウンロードと適用を
頂きたく存じます。
( メディア等の別途送付はございません。 )
http://www.msi.co.jp/tmstudio/support/updatetool.html
( ユーザ名 : tms , パスワード : msi )
更新ツールの適用により、バージョンは "6.1.2" に
アップグレードされます。
◆更新内容:不具合修正など
皆様には誠にお手数をおかけいたしますが、どうぞよろしく
お願い申し上げます。
(TMS担当 主任研究員 古賀 久芳)
-------------------------------------------------------------------
■【技術コラム】TMS-tips その2-複数のテキスト列の分析方法【前編】
-------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。TMSチームの 中島 です。
今回は、サポートにお問い合わせいただく話題の中から、TMS をお使い
いただく際に便利な小技 ~TMS-tips~ として、複数のテキスト列を
分析する方法をご紹介いたします。
みなさまは、TMS で複数のテキスト列を取り込んで分析ができることを
ご存知でしょうか。
TMSの体験セミナーでは、テキスト列が 1列 のみのアンケートデータの
分析をご体験いただきますが、皆様のお手元には、
・コールセンターの「お問い合わせ」と「対応」の記録
・特許データの「課題」と「解決手段」
・新製品開発のための「現行製品A」と「試作品B」への意見
など、分析対象としたいテキスト列が複数のデータがあるかと思います。
TMS では複数列のテキストデータを分析対象として取り込み、
・一度に複数列のテキストデータをまとめて分析
・列ごとの特徴を探る分析
・列をまたいだ分析
等が可能です。
今回は、
製品A...現行の製品Aに対する意見
製品B...製品Aの後継である試作製品Bへの意見
の列名があるデータを例に、
1. 複数のテキスト列を含むデータを取り込む方法
2. 複数のテキスト列を用いた分析の概要
3. 製品ごとの特徴を探る分析方法
をご紹介いたします。
□ 1. 複数のテキスト列を含むデータを取り込む
ここでは、複数のテキスト列を取り込む方法、および取り込んだデータの
確認方法についてご説明いたします。
複数のテキスト列を分析対象として取り込む設定は、TMS 起動時の
「入力データ設定」画面で行います。
入力データを設定し、「列の設定」の項目で、分析対象とする列「製品A」
「製品B」のデータ型を「テキスト」と指定し、設定項目の下にある、
「複数のテキスト列を別の行として扱う」にチェックが入っていることを
確認します。
分かち書きが完了しますと、TMS 画面右にある「結果リスト」に
「オリジナルテキスト」のほか、入力データ設定で「テキスト」と指定した
「製品A」「製品B」という名前のデータセットができていることが
確認できます。
「オリジナルテキスト」はすべてのテキストデータの分かち書き結果、
「製品A」「製品B」はそれぞれの列のテキストデータの分かち書きの
結果です。
□ 2. 複数のテキスト列を用いた分析の概要
「オリジナルテキスト」ではテキストデータ全体の分析が可能です。
もともとどの列のテキストを分かち書きしたのか、については、
「テキスト名」という属性列に「製品A」「製品B」という値が
保存されています。したがって、「オリジナルテキスト」の分析時に、
属性として「テキスト名」を指定することで、列ごとの比較分析が
可能です。
具体的な分析は、このあと「3. 全体から見た列ごとの特徴を探る」にて
ご紹介いたします。
また、「製品A」「製品B」では、それぞれの列ごとの分析が可能です。
一方で分析した結果に基づいて、もう一方を分析するという、列をまたいだ
分析も可能です。
詳細につきましては、次回のメルマガにてご紹介いたします。
□ 3. 製品ごとの特徴を探る分析方法
「オリジナルテキスト」を分析する際に、各分析の設定画面の「属性」の
設定で「テキスト名」を選択することで、1つの分析結果の上で「製品A」と
「製品B」の単語の様子を見ることができます。
例えば「単語頻度解析」の設定画面にて、属性「テキスト名」を
設定しますとテキスト全体の頻度上位単語について、「製品A」「製品B」の
頻度の内訳を見ることができます。
また、「製品A」「製品B」のにテキスト欠損が多い場合などは、単純に
単語の出現頻度を比較するだけでは、特徴的な単語を見つけることは
できません。その場合は、「特徴語抽出」の設定画面にて、属性
「テキスト名」を設定することで、製品A、製品Bの特徴語を抽出することが
できます。
複数列のテキストの分析につきましては、TMS スキルアップセミナーにて、
コールセンターに寄せられた「お問い合わせ」と「対応」の記録の
テキストデータを使った分析をご紹介しております。
ぜひお越しくださいませ。
次回のメルマガでは「複数のテキスト列の分析方法【後編】」としまして、
列をまたいだ分析の方法についてご紹介いたします。
少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。
その他、お使いの上でご不明な点や機能改善のご要望、また
メルマガで取り扱って欲しい話題などございましたらお気軽に
サポートまでご連絡ください。
サポート:tmstudio-support@ml.msi.co.jp
(TMS開発担当 中島 ミホ)
-------------------------------------------------------------------
☆営業部からのお知らせ☆
-------------------------------------------------------------------
◆毎月開催!TMS体験セミナー
http://www.msi.co.jp/tmstudio/seminarRegular.html
◆TMSスキルアップセミナー 10/24(水)
http://www.msi.co.jp/tmstudio/seminarSkillup.html
◆特許×AIセミナー 11/7(水)、8(木)、9(金)
http://www.msi.co.jp/tmstudio/seminarAI.html
◆ユーザーコンファレンス11/22(木)
http://www.msi.co.jp/userconf/2018/index.html
◆大阪開催!当社各種製品セミナー(10/16(火)より連日開催)
http://www.msi.co.jp/event/seminar.pdf
◆名古屋開催!当社各種製品セミナー(12/4(火)より連日開催)
http://www.msi.co.jp/event/seminar.pdf
◆その他セミナー
http://www.msi.co.jp/tmstudio/seminar
◆学生研究奨励賞
http://www.msi.co.jp/userconf/student
-------------------------------------------------------------------
メールマガジン バックナンバー
-------------------------------------------------------------------
過去のメールマガジンはこちらをご参照ください。
http://www.msi.co.jp/tmstudio/mailmagazine/index.html
ご質問等がございましたら御気軽にご相談ください。
ご連絡先Eメール:tmstudio-info@msi.co.jp
(TMS営業担当 湯淺)