1.2. ご利用になる前に#
Excel アドインを利用するには、まず Windows のログインユーザーごとに Excel アドインをインストールする必要があります。 インストールの詳細については Nuorium Optimizer のインストールガイド 1インストールガイドはインストールメディアまたは ダウンロードサイト にあります。 を参照してください。
1.2.1. Python 環境#
PySIMPLE モデルと Excel を連携させるには Python 環境が必要です。 Nuorium Optimizer 開発版には PySIMPLE がインストールされた Python 環境が同梱されているので、Python 環境の構築をせずに、そのままご利用いただけます。 ただし、ご自身で構築した Python 環境を利用したい場合や Nuorium Optimizer ランタイム版をご利用の場合は、PySIMPLE がインストールされた Python 環境を構築する必要があります。
どの Python 環境を使うかはブックごとに設定する必要があります。 リボンの「アドイン」→「Nuorium Optimizer」→「設定」で表示される設定画面のメニュー「設定」→「ブック設定」で、利用する Python 環境を選択することができます。


既定値は「Python@Nuorium」で Nuorium Optimizer に同梱された Python 環境を利用します。 ご自身で構築した Python 環境を利用する場合や Nuorium Optimizer ランタイム版をご利用の場合は「Python」を選択して、その下にあるテキストボックスに利用する Python 環境の python.exe のパスを設定します(python.exe にパスが通っている場合は python.exe のみ)。
1.2.2. 互換性について#
Nuorium Optimizer V27 の Excel アドインより以下の機能が追加されました。
PySIMPLE モデルに対応
複数モデルファイルの登録
V27 より前の Excel アドインで作成した Excel ブックは V27 以降の Excel アドインで開いて利用することができますが、 一旦 V27 以降の Excel アドインで開いた Excel ブックは V27 より前の Excel アドインで開いて利用することはできません(設定が削除されます)。