Skill
得意とする領域・技術
アナリストタイプ
物理法則や微分方程式で書き表すタイプのシミュレーションのプログラミングが専門分野。
大規模計算や並列化など周辺のコンピュータサイエンスも熟知。
半導体設計に関わるシミュレーション・数値計算をはじめとして、化学・物理等のバックグラウンドが活かせる様々な分野の分析、システム開発に取り組む。
Achievements
主な実績
- 2006年
- 入社
- 2006年~2012年
- 公的プロジェクトにおいて、MEMSデバイスの連成解析に関するシミュレーションツールの開発やエッチングシミュレーション技術の開発に携わる
- 2013年~
- 個社向けの数値計算プログラム開発に軸足を移し、企画提案から実装・保守までを担当
- 2016年~
- 3次元形状シミュレーションパッケージの主担当として、開発企画、実装、保守、サポート、および営業対応に携わる
Style
仕事のスタイル
背景にある意図を汲み取る
私が担当するお客様の多くは、課題解決や機能実現のための手段について具体的なイメージを持たれている場合が多いです。そのため、お客様にお願いをすれば、仕様書を作っていただくこともでき、その内容をそのまま実装すれば、数値計算プログラムを作成できます。
しかし、多くのお客様は作成したプログラムを実務に適用することを見据えているため、一度きりの開発で済むわけではなく、拡張性や保守性を担保する必要があります。また、既存の商用製品では扱えない数値計算を対象とすることが多いため、計算手法そのものが初めから頑健であるとは限りません。
そのため、ヒアリングや詳細なメールのやり取りを通して、課題解決や機能実現の手段の背景にある意図を出来る限り汲み取るようにしています。その意図は技術的に合理的なものとは限らず、社内事情などの非技術的要因であることもありますが、それも含めて理解するようにしています。その際、お客様の携わる分野のドメイン知識も出来る限り把握するようにしています。
その上で、お客様がイメージされている手段を更に詳細化・具体化したものを提案したり、場合によって計算手法の問題点を指摘させていただきながら、実際に実装すべき機能を整理し、明確化するようにしています。
プログラム開発は単独で行うことも多いですが、チームで行う場合には、実装内容の背景をメンバに理解していただくように努めています。
さりとてコアは持っておきたい
半導体設計に関する分野を中心にプログラム開発を経験してまいりましたが、昨今は、情報セキュリティや水産資源管理といった分野に携わることもあります。数値計算技術者として貢献できる機会があれば分野を問わず参画していきたいとは思っていますが、コアは半導体設計に関する分野に置いておきたいとも思っています。
当社には、半導体設計に関する数値解析技術やソフトウェアが長年引き継がれています。その中身は幅広い技術ドメインで構成されています。
例えば、3次元半導体形状シミュレータパッケージ ParadiseWorld-2には、半導体製造工程を模擬するモデリング技術、出来上がり形状を構築する形状シミュレーション技術、出来上がり形状の電気特性を解析するための大規模数値計算技術、出来上がり形状を他のツールで活用するためのメッシュ変換技術が含まれています。開発の開始から25年以上経過していますが、今も改良を続けております。
ParadiseWorld-2 をはじめとした既存ツールや基盤技術の展開を進めつつ、今後もお客様と数値計算プログラムを共創していきたいと思っています。