5.7.14 分枝限定法におけるメモリ上限
- オプション名
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モデリング言語/nuopt.prm オプション名 PySIMPLE Problem.options.maxMemory C++SIMPLE options.maxmem RSIMPLE options.maxmem nuopt.prm branch:maxmem - 設定値
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型 整数値 デフォルト値 -10 最小値 無制限 最大値 無制限 値 意味 利用可能なメモリ量が指定値を下回った場合停止する 利用可能なメモリ量を制限しない 利用しているメモリ量が指定値を上回った場合停止する - 詳細
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- 本オプションは分枝限定法において最大メモリ量を制限します.
- 本オプションで対象となるメモリ量は仮想メモリ量になります.スワップ領域なども含めたメモリ利用量に対して上限が設定されます.
- 本オプション値は MiB 単位で指定します.例えば本オプション値を 1000 とすると 1GiB を上限とすることを意味し,1 GiB を超えた場合に実行を停止します.
- 負の値を設定すると,システムで利用可能なメモリ量が残り指定値以下になったときに実行を停止します.例えば本オプション値を -10 とすると残り 10MiB になったら停止します.
- メモリ上限によって実行が停止した場合にはNUOPT43エラーが,実行可能解が見つかっていない場合にはNUOPT44エラーが出力されます.この場合,現在までの最適解を出力して実行を終了します(実行可能解が見つかっていない場合には緩和解のみの出力となります).
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