5.7.17 分枝限定法における目的関数の目標値設定
- オプション名
-
モデリング言語/nuopt.prm オプション名 PySIMPLE Problem.options.objectiveTarget C++SIMPLE options.branchObjTarget RSIMPLE なし nuopt.prm branch:objTarget - 設定値
-
型 実数値 デフォルト値 不定 最小値 無制限 最大値 無制限 値 意味 任意値 分枝限定法の目的関数値に指定値で目標を設定する - 詳細
-
- 分枝限定法において,設定された目標値を超える目的関数値を有する実行可能解が得られたら停止します.
- 最小化問題の場合は目標値以下,最大化問題の場合は目標値以上の実行可能解が得られたら停止します.
- ギャップ閾値が設定されている場合,目標値の判定にはギャップ閾値が考慮されます.すなわち,目標値が,ギャップ閾値の範囲で目的関数値を下回る場合,停止します.最大化問題の場合は,ギャップ閾値の範囲で目的関数値を上回る場合,停止します.
- 分枝限定法における足切り点(5.7.10)とは異なるので注意が必要です.目標値の場合は,実行可能解が見つかったら終了となるため,設定する/しないで探索するプロセスは変わりません.足切り点は設定されることにより,探索プロセスが変わります.
- 関連
上に戻る