5.7.18 分枝限定法におけるスレッド数上限
- オプション名
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モデリング言語/nuopt.prm オプション名 PySIMPLE Problem.options.threads C++SIMPLE options.bbthreads RSIMPLE なし nuopt.prm branch:threads - 設定値
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型 整数値 デフォルト値 1 最小値 -1 最大値 無制限 値 意味 -1 適切なスレッド数を自動的な設定する 0 単一のスレッドで実行する 1 単一のスレッドで実行する 指定された値のスレッド数で実行する - 詳細
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- 分枝限定法は並列化で実行することによりユーザのマルチコア環境を生かすことができます,
- 推奨されるスレッド数は,実行する計算機の物理コア数以下となります.同時マルチスレッディング技術により論理コア数が物理コア数よりも多くなっている場合があります,この場合も物理コア数以下に設定することが推奨されます.
- 並列化手法を「5.7.19 分枝限定法における並列化手法」にて設定することができます.
- 分枝限定法の並列化計算は基本的に非決定的(計算する度に計算過程が異なるため結果も異なる)であるため,再現性が重要となるアプリケーションには推奨されません.
- 並列化手法の Racing 及び Subtree においては,設定したスレッド数全てで最適化計算が行われます.一方,Determinstic Racing では決定性を担保するためのスレッドが 1 つ存在するため,最適化計算用のスレッド数は「設定したスレッド数-1」となります.
- Windows 環境での実行では 4 スレッド以下の実行が推奨です.
- 本求解オプションは初期解修復でも有効です.
- 関連
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