データの1行目から順に1,2,3,4,...と連番が振られる列を作成する方法を解説します。連番の列があると、データの識別や抽出に便利です。
説明
テーブルデータに対して、一意な連番(ID)を振りたい場合があります。
MSIPでは列追加アイコンを使用することで、連番の列を追加することができます。
例えば、以下のデータでは、ID列として連番の列を作成しています。
使い方
- データに列追加アイコンを接続します。
- パラメータ設定画面を開き、「追加する列名」に任意の列名を入力します。
- 「計算式」に
table.numbering()[-1]
と入力します。
- 実行すると、連番のID列が追加された結果が出力されます。
分析への応用
分析アイコンによっては、分析結果と元データを紐付けるために、一意な番号の列があると便利な場合があります。
また、データを学習データと検証データに分けるような場合、連番の列を作成して、その番号に応じてデータを分割するようなことも可能です。
OnePoint
列追加アイコンで列を追加した場合、その列はテーブルの一番最後に追加されます。
テーブル内の列の順番を入れ替えるには、列選択アイコンをご利用ください。
関連項目
MSI DataFrame マニュアル
- numbering