5.5.6 解法 wcsp タブーサーチにおける解更新間隔計算時間上限

マニュアル
5. 求解オプション設定
5.5 解法 wcsp タブーサーチ（ wcsp ）に有効な求解オプション
5.5.6 解法 wcsp タブーサーチにおける解更新間隔計算時間上限

5.5.6 解法 wcsp タブーサーチにおける解更新間隔計算時間上限

オプション名

モデリング言語/nuopt.prm	オプション名
PySIMPLE	Problem.options.wcspPhaseTwoMaxIntervalTime
C++SIMPLE	options.wcspPhaseTwoMaxIntervalTime
RSIMPLE	なし
nuopt.prm	なし

設定値

型	整数値
デフォルト値	-1
最小値	-1
最大値	無制限

値	意味
$<= 0$	無制限
$> 0$	解更新間隔計算時間上限（秒）

詳細

本オプション値は制約充足フェーズの終了時から有効となります．すなわち，ハードペナルティ及びセミハードペナルティが 0 になった段階で有効になります．
本オプション値は解更新間隔計算時間の上限を定めます．ソフト制約違反最小化フェーズにおいて，解が更新されてから計算時間が本オプション値を超過すると計算を終了します．
本オプション値が0または負の場合は，解更新間隔計算時間に上限は設定されません．
大規模問題に対して wcsp タブーサーチを適用すると，計算時間の適切な設定が難しい場合がありますが，本オプションを用いることによって柔軟に計算を行うことができます．

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