11.2.2 MPSファイルへの変換機能使用時の注意
前節で述べたMPSファイルへの変換機能を用いる場合には,以下の点に注意をする必要があります.
- 変数名,関数名
MPSファイルの変数名は文字数の制限がありますので,変数名は一律X1,X2,...
,関数名はF1,F2,...
という名前に変更されます.これらの名前とSIMPLE内部で付けた名前との対応は出力されるMPSファイルの先頭部分に,次のようにMPSファイル書式のコメントの形式で記述されます.VARIABLE NAME (MPSFILE - original) X1 - var[1] X2 - var[2] ... FUNCTION NAME TABLE (MPSFILE - original) F1 - obj F2 - NONAME ...
- 最大化/最小化
最大化問題は最小化問題に変換されます(目的関数の符号が反対になります). - 問題規模の制限
変数,関数のいずれかが9999999個以上の問題は出力できません.
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